みなさん こんにちは
かずきです。
この記事に関連する記事はこちら
大学のスポーツ推薦に選ばれる人はこんな人だよという詳細な記事を書いたのですが、
今回は残酷かもしれないが、高校入試のスポーツ推薦入試に選ばれる人はどんな人なのかについて書いてみようと思います。
高校入試のスポーツ推薦に選ばれる中学生ってどんな人
←高校入試のスポーツ推薦ってあまり聞きなれないですし、実際にどんな感じなのかっていうのがあまり知られていないというのが現実だと思います。私も実際に高校に勤めるまでは高校入試におけるスポーツ推薦入試というものを知りませんでした。今回は私の経験ととある高校のスポーツ推薦入試の制度を基に説明してみようと思います。スポーツ推薦入試は私立高校で行われていることが多く、各高校や部活によって制度が全然違いますので一概には言えません。参考にできる部分を参考にしていただければ幸いです。
基本的には全国大会・地区大会(近畿大会)・都道府県大会に出場し入賞を果たしている人
→スポーツ推薦入試は基本的に高校の部活を強化する目的で行われていることが多いです。なので、基本的には全国大会・地区大会(近畿大会)・都道府県大会に出場し入賞していることが条件になってくることが多いです。その部活で強豪校と呼ばれている学校ほど、入学の条件が厳しかったりします。但し、高校によって基準は変わってきますので、高校をスポーツ推薦入試を受験する人は何校か見学に行き、スポーツ推薦入試の条件を聞いてみるのがいいと思います。
出身中学校の校長、顧問の先生、地域のスポーツor 文化団体の推薦があるもの
→スポーツ推薦入試って実は全国大会・地区大会(近畿大会)・都道府県大会に出場し入賞していることが条件ではないこともあったりします。というのは、高校によっては顧問の先生、地域のスポーツ or 文化団体の推薦があれば、スポーツ推薦入試の枠で入ることができることはあります。場合によっては、顧問の先生、地域のスポーツ or 文化団体の推薦があっても入賞レベルが求められることもあります。なので、詳細は高校のオープンスクールで確認することを強くお勧めします。オープンスクールでスポーツ推薦入試で受験できるということは合格する見込みがあります。
評定平均値が5段階で1.7くらいは必要なことが多い
→高校のスポーツ推薦入試って評定平均値がいらないと思っている人が意外に多いのですが、正直に言うと評定平均値はないよりあるほうが絶対にいいです。しかも、学校によっては評定平均値が低すぎるとスポーツ推薦入試で不合格になってしまうことがあります。あと、評定平均値が低すぎるとたとえ入学できても入学後も勉強で苦しむことになり、大学入試のスポーツ推薦入試の最低評定平均値を下回り不合格になる恐れがあります。じゃあ、だいたいどれくらいの評定平均値でスポーツ推薦入試に合格できるのかと言えば、最低ラインで5段階中1.7くらいは必要になってくることが多いみたいです。但し、スポーツ推薦入試の受験者の中でダントツにスポーツが上手であれば話は別です。
どのように高校入試のスポーツ推薦って選抜が行われているのか?
→高校入試におけるスポーツ推薦ってどのように選抜が実際行われているのかについてまとめてみました。但し、ここで説明している内容は全ての学校にあてはまるわけではないので、読みたい部分を読めばいいのではないかなと思います。
事前面談
→スポーツ推薦入試で高校を受験する場合には実績に加えて、実際に部活の顧問の先生、コーチなどの面談があります。同時に、学校の意志決定者である校長先生や理事長先生との面談があることがあります。内容としては、志望動機、実績、高校に入ったら何をするのかについてです。質問としては難しいものではなく無難なものなので難しい問題ではないです。
入試の成績
→高校にもよりますがスポーツ推薦入試でも学力検査をする高校はあります。但し、一般受験みたいにこれでクラス分けをしたり、特待生の有無、合否が決まったりするわけではないのです。あくまでも参考点になっていることが多いです。但し、著しく悪い点数(1桁台)の点数を入試全教科度とると合否に関わる恐れがあります。
入学後のことについて
→高校入学後のことは担任の先生が基本的に担任の先生が受け持つことになるのですが、スポーツ推薦入試で入学した場合は若干違うことがありますのでその違う点について今回まとめてみました。
基本的には責任は部活の顧問の先生・監督
→こういうことがスポーツ推薦入試で入学した生徒であっても起こってはいけないのですが、特別指導になった場合が違うのです。スポーツ推薦入試で特別指導案件を起こしてしまうと、通常の特別指導に加えてクラブの顧問の先生やコーチからの指導がはいります。こういう特別指導案件をスポーツ推薦入試で入学した生徒が起こし、内容がひどい場合、クラブの顧問の先生やコーチが退職せざるを得ないみたいなことになってしまいます。なので、スポーツ推薦入試で入学した生徒は自分だけでなく周りの人のこともしっかりとみてほしいなと思ってしまいます。
成績については配慮があることが多い
→スポーツ推薦入試で入学した生徒に対しての勉強(国語、数学、英語、理科、社会)に関しては成績面で多少の配慮がありますし、5段階でよりよい成績がとれるように宿題の配点が高かったり、テスト問題が簡単などの配慮が多少はあります。スポーツ推薦入試で入学した生徒の成績に関しては参考的な要素が強いです。但し、大学入試のスポーツ推薦入試で評定平均値が見られる場合もありますので、スポーツ推薦入試でも評定平均値をとっておきましょう。そのためには普段からの勉強が大切だったりします。
入学後の退部は基本的にはできない
→基本的には自己都合でスポーツ推薦入試で高校に入ると入学後の退部は基本的にできません。スポーツ推薦入試で高校に入学すると日々のトレーニングや練習も過酷なのです。但し、事故や病気などで部活を続けることが困難な場合は入学後に退部することができます。その場合には大学にスポーツ推薦入試で行くのは難しいので自力で勉強する必要がありますし、相当な覚悟と努力が必要になります。
まとめ
→高校のスポーツ推薦入試って意外と世間には知られていないので今回説明をしてみました。正直に言えば、学校によって高校のスポーツ推薦入試は全然違います。やはり、スポーツ推薦入試は部活の試合で卓越した成果を残すかそれに相当するレベルが必要になります。高校入試の勉強に関しては高い成績が必要というわけではないのですが、それでも、一定の成績が必要になります。高校に入ってからは配慮もあるので成績に関してはめちゃくちゃに心配はいらないみたいです。但し、事故や病気などで部活を続けることが困難な場合は入学後に退部することができますが、その場合は大学にスポーツ推薦入試で行くのは困難ですし、相当な覚悟と努力が必要です。
コメント