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自分の行きたい志望校の大学入試過去問を何十年も解けさせすれば大学入試に合格できますか?を一般入試を例に正直に答えた!

この時期になると大学入試が間近であることから、必死に過去問を解き始める人が出てきました。
最近、とある生徒に自分の行きたい大学の入試問題の過去問を解いてしっかりと自分で理解すると合格できますよねという質問が来たので答えてみようと思います。

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そもそも大学入試の過去問の役割とは?

→大学入試の過去問はその大学に入学するための試験で過去に出題された問題のことをこの記事では定義しておきます。大学入試の過去問(一般入試、公募制推薦入試)は本屋やアマゾンでは○○大学の過去問として赤本や青本という形や東進予備校のホームページだと無料でPDFで大学入試の過去問が手に入ったりします。大学によっては過去問(AO入試、一般入試、公募制推薦入試)としてオープンキャンパスで配布されていることもあります。大学入試の過去問の入手方法が多様化して生きているのです。ただ、大学入試の過去問の役割をしっかりと理解しておかないと、大学入試の合否に直結することがあるので説明します。

過去の問題傾向と出題内容が知れる

→実は大学入試って各大学によって問題傾向が違ったりします。例えば、英語だと、関西学院大学は文法や単語・イディオム重視の一方で同志社大学は長文と英作文が重視だったりします。大学入試の過去問を解くことで、過去の問題傾向と出題内容が大まかに分かります。その結果、自分は何を勉強していけばいいのかについての方向性や対策が見えてきます。闇雲に勉強するところから脱却でき時間効率よく勉強ができます。

自分がその時に受験すればどの立ち位置かが分かる

→過去問って自分がその時に受験していればどの立ち位置なのかが分かりますし、自分が合格に近いのか一方で合格が遠いのかの目安が分かります。その上で、自分がその大学を受験するべきかそれとも他の大学を受験すべきなのかが明確になります。

自分の行きたい大学の志望校の過去問を何十年も解けば受かるのか?

→過去問って非常に役に立つじゃんと思った人も多いと思いますし、自分の行きたい大学の志望校の過去問を何十年も解けば合格できるのではと思った人も多いのですが、実は大学入試問題の過去問にはトリックがあるのです。そのトリックについて解説します。

過去問はほぼ出ない

→過去問を公開していることはみんなに知られています。しかも、大学入試の作問の人も来年度に昨年度と同じ問題を出すことはほぼほぼ出しません。仮に、同じ問題を出したところでそれなりの大学であればだいたいの人が過去問を解いているので差が出ません。なので、自分の行きたい大学の志望校の過去問を何十年も解いたところで合格に直結するわけではない。

問題傾向が変わることがある

→国立大学や公立大学にたまにあるパターンなのですが、問題パターンが突如変わるパターンがあります。英語の例だと、日本語英訳問題が自由英作文に問題形式が変更になったケースです。なので、自分の行きたい大学の志望校の過去問を何十年も解いたところで、問題形式が変更になれば元も子もなくなってしまうことがあるのです。

但し、過去問が手に入らない場合は要注意

→著作権の都合上で過去問が手に入らないことはあるのですが、ために、過去問がそもそも手に入らないなんてことがあります。その場合には過去問を少し変えた問題や過去問をリサイクルした問題が出題される可能性があるので、過去問をしておくと他の受験生よりも一歩リードできます。このタイプの過去問は学校にもよりますが、実は進路指導部の大学受験レポートに書いてあることがあるので参考にすることをおすすめします。

自分の行きたい大学の過去問をどのように活用すればいいのか?

→ じゃあ、大学入試の過去問が役に立たないと思った人も多くいると思います。ただ、過去問って使い方によっては非常に入試で役に立つことがあるのです。

過去問を解きどれくらい解けているのかをチェックし、間違い直しまでする。

→ 過去問は大学入試においては間接的には役に立つことがあります。それは、過去問を解きどれくらい解けているのかをチェックし、もし過去の受験日に受験をしていたら受験生の中で自分はどのあたりにいるのかが分かるのです。その結果、自分の苦手ポイントは何なのかや何をどうすれば対策できるのかがみえてくるのです。なので、過去問を解きどれくらい解けているのかをチェックした上で間違い直しまでしておくことをおすすめします。

過去問をチェックし、それに関連する入試問題集や近隣の大学の過去問を解く。

→実は過去問の使い方の醍醐味って自分の志望校の過去問を解くのは大事だったりするのですが、それに関する入試問題集、近隣の大学、似たような偏差値帯の大学の過去問(共通テストは除く)を解くと、全く同じ問題とは言わなくても、他大学と似たような問題が出題されることがあるのです。あと、英語に関していうと、自分の志望校の問題形式が隣の大学の形式にある年から変わるなんてことがたまにあります。

まとめ

→大学入試の過去問は非常に有用です。ただ、自分の行きたい志望校の大学入試過去問を何十年も解けさせすれば合格できますかは残念ながらそうではないのです。なので、正しい使い方と徹底的に過去問を活用することができれば大学入試でも他者よりも優位に立つことができ合格に繋がるのです。

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