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大学受験のために特定の科目や副教科を捨てるのって実際にありなのか?

みなさん こんにちは
最近、大学受験というのは国公立大学、私立大学に関わらず指定校推薦入試、AO入試、一般入試、公募制推薦入試など多種多様な入試が行われています。また、大学によっても課せられる学科試験も様々ですし、最近、小論文やプレゼンテーションを課してくる大学も増えています。一方で、学校では授業科目としてはあるが、大学受験(特に一般入試)では使う人がほぼいない科目というのがあります。それは、美術、書道、音楽などです。今回は大学受験のために副教科や受験で使わない科目を捨てるってどうなのかについて解説してみました。

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そもそも大学入試で捨てられる特定の科目や副教科とは?

→副教科とは一般的に「音楽」「美術」「保健体育」「技術・家庭」の4教科のことをいいます。https://toyokeizai.net/articles/-/435660 ただ、現在はこの言い方はこれらの科目を受け持っている先生に失礼ですのであまり使われません。ただ、このブログでは説明上分かりやすいので今回は使います。これらの科目は入試で重視されることが少ないので、真剣に取り組まない(捨てる)傾向にあります。また、大学受験で使うことが少ない特定の科目(例えば、公共、現代社会、文系の地理みたいな科目)も真剣に取り組まれない可能性があります。真剣に取り組まないというのは授業を聞いてノートや演習問題を解くのではなく他教科の勉強をしているという意味です。

捨てられる科目を教えている先生の本音は?

仕方がないと思っている

→30~30歳代の先生は受験を最近したということもあってか、仕方がないと思っている節があります。というのは、受験問題が年々難化していて学校の授業だけでは大学受験を乗り切るのは困難だと思っています。ただ、内心ではしっかりと勉強してほしいと思っています。

なんでやねん

→これ、年配の先生に多いのですが、授業は聞いてなんぼだと思っています。なので、授業を聞かないこと自体が学校に来る意味がないと思っているのです。下手をすれば、平常点を引かれることも普通にあり、期末成績の点数が低く出てしまうこともあります。

大学入試に使わない科目を捨てる時には実際のところ何に注意したらいいの?

→これを答えるときにお伝えしておかないといけないのは、そもそも、本当に特定の科目や副教科を捨てれるのかという問題があります。というのは、人気の殺到する大学のAO入試や指定校推薦入試だと人よりも数ポイントでも高いポイントを取らないといけないですし、公募制推薦入試でも評定平均値を利用して大学受験を考えているなら油断ができないはずなのです。ただ、大学の一般入試で自分は何としてでも進学するのであれば科目を捨てることは可能ですが、勉強していく中でAO入試や指定校推薦入試、公募制推薦入試に変更する可能性もなきにしもあらずなので、可能性を広く持っておくためにもしっかりと学校で勉強をしておくことをお勧めします。

特定の科目や副教科を捨てることのリスクとは?

→実は受験に直接関係ない科目でも背景知識の面で受験科目に役立つパターンがあります。例えば、受験ではあまり使われない現代社会(現在は、公共)のアメリカの議会制についてが大学入試の英語の問題に出題されるようなパターンです。何が言いたいかとすぐに成果が出なかったり受験には使わない科目でも実は後々に役立つ知識があったりするのです。

まとめ

→今回は大学受験のために特定の科目や副教科を捨てるのって実際に先生はどう思っているのかと実際に特定の科目や副教材を勉強しない(捨てる)ことはありなのかについて書いてみました。特定の科目や副教科を捨てることは大学受験に専念できるからといういい面もあるのですが、一方で、受験方法の選択肢(AO入試や指定校推薦入試、公募制推薦入試)を選ぶ観点から言えば可能性を狭めてしまう可能性もあります。加えて、背景知識獲得を逃す危険性があります。なので、一般入試のみを考えている高校生以外には特定の科目や副教科を捨てるのはおすすめはできませんし、一般受験生にもお勧めはできません。

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