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東京、名古屋、大阪、福岡などの大都市から地方国立大学・公立大学に行くメリット・デメリットも含めリアルを書いてみた

みなさん こんにちは
最近、[自称]進学校というカテゴリーの高校では国立大学、公立大学の合格者人数及び進学人数を増やすためにあらゆる努力をしています。国立大学、公立大学の合格者人数及び進学人数を増やすための施策で東京、名古屋、大阪、福岡などの大都市から地方国立大学、地方公立大学に進学させるというのが最近増えています。そうすれば私立高校だと助成金が入るなんてこともある影響もあるみたいで。ただ、地方国立大学・公立大学文系と理系についてのリアルというのがあまり語られていませんので、今回は過去の卒業生たちのお話を基に地方国立大学・公立大学文系と理系についてメリットとデメリットを正直に書いてみようと思います。

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地方国立大学に行くメリット

地方って大都市に比べると空気が澄んでいて健康に良さそうだと感じますし、私自身が大阪と京都で学生時代を送ったこともあり、地方には関心があります。実際に地方国立大学に行った卒業生も地方は空気がいいですと言っているので空気はいいのだと思いますが、今回は地方国立大学に行くメリットを書いてみたいと思います。

地方のトップレベルと友人になれる

→人にもよりますし地方にもよるので一概には言えませんが、関西の大学や関東の大学に進学するよりも地元志向が強い(保護者の意向もある)ことがあり地方の国立大学を含めた地方の大学に進学することが意外にも多くあります。なので、地方国立大学にも普通に頭のいい生徒がいます。なので、そのようなレベルの高い生徒に地方国立大学に進学することで出会えることができます。

学費は安い

→やはり国立大学ということもあり、学費は私立大学よりも安いです。特に、理系の学費に関して言うと理系の私立大学の学費は理系の国立大学の2倍なんてこともざらにあります。医学部の学費だと国立大学は私立大学の10分の1で済むなんてこともあります。

国立大学の名前が手に入る

→国立大学ということもあり、勉強して賢いという世間的なイメージを手に入れることができます。また、就職活動でも国立大学のある地元だと有名大学になるということもあり、就職の内定がとりやすいということもあります。

勉強に集中できる

→地方の場所によってはゲームセンター、カラオケボックス、パチンコなどの娯楽施設が遠かったり、そもそもそのような施設がなかったりするので娯楽の誘惑に負けずに済むなんてこともあります。その結果、勉強に専念するしかないような環境が出来上がり、勉強に集中できるようになります。

地方国立大学に行くデメリット

意外にも生活費が高く、アルバイトが少ないこともある

→物価の上昇や光熱費の料金の上昇の影響もあるのかもしれませんが、大都市から地方に行くには下宿が必要になることがあります。その下宿の費用がこの数年上がってきています。しかも、地方によってはそもそも大学の近くのアルバイト先の選択肢が少なく、倍率が高い上に安い賃金なんてこともあります。

国立大学のある地元だと有名大学だが都会に出てくるとそうでもない

→都会から地方の国立大学に行った学生が就職のために都会に戻ってくることがあります。その際には、相当な大手の企業を受験しない限りは就職活動の交通費は自分持ちになります。大学と企業を何往復もするということになると、それだけで結構な費用がかかってしまうことがあるのです。更に、企業にもよりますが地方国立大学って都会の企業だとそもそも大学名がなんとなくしか知られていないなんてこともあり、評価されないなんてこともあります。地方の地元企業だと名前が知られているので就職がスムーズにいったりします。

飽きてくる

→地方の場所によっては娯楽施設が遠かったりなかったりするので、勉強に専念できるというメリットもあるのですが、一方で娯楽がないと生活に飽きてきたりします。あと、2年くらいすると飽きるみたいで大都市の大学に編入を検討したり、編入試験を実際に受験したりします。

まとめ

→地方国立大学に本人が望んで行くのはありだとは思いますし、学費が安かったり、勉強に集中出来たり、国立大学のブランドが手に入ったりします。一方で、地方国立大学だとアルバイトの倍率が高く、賃金が低かったり、実は都会の企業には大学名が知られていなかったり、田舎暮らしに飽きてくることがあります。なので、大学の選択は自分の意志で行いましょう。そうじゃないと後悔します。

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