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指定校推薦入試の校内選考で注意すべきことと不合格時の対処法!

みなさん こんにちは
かずきです。
この時期になると指定校推薦入試の校内選考の時期になるのですが、評定平均値が高いのに指定校推薦入試の校内選考に落ちるケースが増えています。ただ、こういう実態は学校によって違うのでなんとも言えないのですが、努力して評定平均値が高いのに指定校推薦入試の校内推薦に落ちることはばからしいと思うのです。この記事では評定平均値が高い時に指定校推薦入試の校内選考で何をどう対策すればいいのかについてまとめました。

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評定平均値が高い状態とは?

→私が高校生だった10何年前だったら、高校生の評定平均値は4.3くらいあれば高い方で評定平均値が4.9だと相当すごい高校生という認識でした(高校にもよるので注意が必要)。ところが、観点別評価が導入されると学校全体の平均成績が上がり始めているのです。その結果、高校生の評定平均値が4.8でも全然高い方ではないなんていうことが起きたりしてしますのです。なので、私が学校で教えてきて思うのは評定平均値が5.0は高い方で評定平均値が4.8や4.9だと評定平均値は高いかもしれないけどライバルがいるよということなのです。もちろん、通っている高校にもよりますので、分からなければ3者懇談で聞くのはアリです。

評定平均値が高い時に指定校推薦入試の校内選考で注意すべきことは?

→そうは言っても、評定平均値が4.8や4.9は高い方ですし、本人が希望すれば指定校推薦入試の校内選考に合格する可能性はあります。但し、指定校推薦入試の校内選考に向けての対策を間違えると、評定平均値が4.8や4.9でも指定校推薦入試の枠に漏れてしまう危険性は全然ありますので実は対策が必要だったりします。

自分の指定校推薦入試で受けたい大学と学部をしっかりと確認する

→評定平均値が4.8や4.9だと自分にライバルはいないと思って、指定校推薦入試で受けたい偏差値の高い大学を書く傾向にあります。ところが、評定平均値が4.8や4.9でもライバルが普通にいることが合って、競い合うことになることもあるのです。もちろん、ライバルよりも勝っていればいいのですが、案外、負けることもあります。しかも、1度負けると次は指定校推薦入試の枠では余っている枠からになりますので、一般入試で受験なんてことにもなります。なので、教えてもらえるなら、ライバルの動向も聞いておいた方がいいのです。例えば、3者懇談で先生に〇〇大学の学部を受けるのですが、誰か他の人いますか?とか、自分は〇〇大学の指定校推薦入試の校内選考の中で現在の大体の順位はどこかを確認するのもアリです。但し、こういった情報を先生は必ずしも教えてくれるわけではないので、他の先生に探りを入れたり、場合によってはライバルになりそうな友人に事前にさりげなく聞くのもアリです。

指定校推薦入試で受ける大学を変える

→指定校推薦入試の校内選考のチャンスは多くありません。一つ一つの決断が良い方向にも悪い方向にも左右してしまいます。なので、様々な情報を踏まえた上でライバルと比較したときに自分が指定校推薦入試の枠に入れないと思ったら指定校推薦入試で受験する大学を変えるのも全然ありです。評定平均値が4.8や4.9を持っている生徒は選択肢の幅は大きいですので選ぶことは全然できます。

校内テストや模試で手を抜かない

→評定平均が高いからと言って校内テストや模試で手を抜く生徒がいます。学校にもよりますが、指定校推薦入試の校内選考で校内テストの点数や模試の成績が評価対象になっている場合があります。なので、評定平均値がいくら高くても校内テストの点数や模試の成績が悪いと指定校推薦入試の校内選考で漏れてしまうなんてことが普通に起きてしまいます。

担任の先生も含め先生をよいしょする

→指定校推薦入試で生徒の実力よりも高い大学に校内選考で合格する学生って意外にも先生たちをよいしょしてきます。いつも思うのですが、学校の先生も人間なのでこういうのは意外に感情に響いたりします。そもそも、担任の先生も含め先生をよいしょすることは実は先生からのサポートを手厚くすることにつながります。

部活に入る

→これ、不思議なのですが、部活に入っている方が忍耐力があると思われているのかわからないのですが、指定校推薦入試って部活に入っている生徒の方が合格することが意外にあったりもします。それと、部活の顧問の先生(特に、強化クラブや強豪)が力を持っている場合もありますので、部活に入ると校内選考に多少は有利なことはあります。

指定校推薦入試の校内選考で漏れてしまったらどうする?

→高校にもよりますが、指定校推薦入試はコスパがいいので高校生から非常に人気だったりします。評定平均値が高くても希望する大学次第では残念な結果になってしまうこともあります。指定校推薦入試の校内選考で漏れてしまった場合は2つの選択肢があります。

  • 残りの指定校の枠から選ぶ
  • 一般入試やAO入試で受験する

私がこれまで見た経験だと指定校推薦入試の校内選考でダメだった場合は一般入試やAO入試で受験する高校生が多い傾向にあります。というのは、指定校推薦入試の残りの枠から選ぶということになると、やはりあまり物が多かったりするのです。しかも、あまりものにも福があったりもするのですが、そういった大学は求めている条件が異常に高くて条件に合わないなんてこともあるのです。私が知っている私立某大学の指定校推薦入試の校内選考では求めている評定平均値は4.93以上で某模試で偏差値70以上なんていうことになっていました。

まとめ

→評定平均値が4.8とか4.9だと自分はできると思い人気のある大学に校内選考で指定校推薦入試で出願してしまいたくなる気持ちはわかります。ただ、評定平均値が高いところにもライバルがいたりして、校内選考で指定校推薦入試の枠に漏れてしまう悲しいことが起きてしまうのです。なので、しっかりと周りの状況を把握した上で指定校推薦入試の校内選考には挑んで欲しいと思っています。校内テストや模試もしっかりと評価対象に入っていることもあるので注意が必要です。

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