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高校3年生の進路希望調査と実際の3者面談の内容が違うことって実際にあるの?→結構あります

みなさん こんにちは
少し、時期が早いですが知っておくと進路決定に役立つ可能性があるので書いておきます。
高校3年生になると進路希望調査というものが学校によってはあります。その進路希望調査では就職ならどんな企業を目指しているのか、進学ならどこの大学にどのような方式(AO入試、一般入試、公募制推薦入試など)で行きたいのかを書きます。そして、その後に面談が実施されることが多いのですが、進路希望調査に書いた内容と実際の面談の内容が違うなんてことがあります。その理由について説明します。

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そもそも進路希望調査と実際の面談の内容が違うのはなぜ?

これは担任の先生も様々な性格の方がいますし、生徒も様々な生徒がいるので一概に言えませんが進路希望調査で書いたことと実際の面談の内容が違う理由はこのような理由が考えられます。

進路希望調査が資料として成立していない

→これは生徒側のことなのですが、進路希望調査に書いてある大学の全てが現実とかけ離れすぎているのです。どういうことかと言えば、B社の模試で高校3年生の5月時点で偏差値30台の生徒が進路希望調査に東京大学、京都大学、早稲田大学、慶応大学を書くのです。浪人を前提としているなら話は変わるのですが、これらの大学に高校3年5月から勉強して入学するのは相当ハードルが高いです。担任の先生はどうしても現実に沿った話もしないといけない部分もあります。なので、進路希望調査の現実と理想がかけ離れている場合には面談の内容と進路希望調査の内容が違うなんてことがあります。

学校の方針に誘導している

→これは学校側のことなのですが、高校によっては進路の方針というのがあります。公立高校にもこのよう進路の方針があるが私立高校は更にこの進路の方向が強いです。例えば、国立大学100人以上、関関同立20名以上、早慶3名以上に合格者数を出すという方針です。高校によっては合格者数で号給が上がったりすることがあります。生徒の進路希望調査の内容が高校の進路の方向と違うとなると、担任の先生は高校の進路の方向に生徒を引きずろうとします。その結果、進路希望調査と実際の面談の内容が違うなんてことが起きます。

担任の先生が思っているのと違う

→担任の先生によっては生徒をかわいく思いすぎるあまりに、こういう進路に行ったらいいよねとか大学に行ったらいいよねとかを一人一人に事前に考えてきて言ってくれる場合があります。ところが、担任の先生が思う進路を生徒にしつこく言うあまりに、押しつけになってしまう場合があるのです。その結果、進路希望調査と実際の面談の内容が全然違うなんてこともあります。

担任の先生が生徒の書いた進路希望調査を読んでもいない

→えっと思いますが、担任の先生によっては生徒の書いた進路希望調査を時間がないせいなのか読んで来ていないことがあります。その場合は実際の面談の時間も短いですし、内容も薄いです。あと、私立高校にあるあるなのですが、1クラス50人学級だと一人一人の進路希望調査を読んでいる暇はありませんので手薄になります。

そもそも進路希望調査と実際の面談の内容が違う場合どう対処するの?

→これも色々とあるのですが、まずは自分で考えるのが大切なんじゃないのかなと思います。その上で、必要な相談することが大切だと思います。みんなの副担任でも相談に乗ることができます。

自分が進路希望調査に書いたことを突き進める

→私個人的には本当に進路希望調査に書いたことを実現したいのであれば突き進むのはありですし、上手くいっても上手くいかなくても自分で納得できます。ただ。リスクとしては進路希望調査に書いた内容によっては実現まで年数がかかることがありますし、場合によってはお金がかかるなんてこともあります。

担任の先生が言っていることを受け入れてもう一度進路希望調査の内容を考えてみる

→進路希望調査に書いたからと言って、絶対に実現しなくちゃいけないのかと言えばそうでもありません。担任の先生が言っていた方が現実的であれば受け入れるのもありですし、担任の先生の言っているこの部分は取り入れようでもいいのです。

担任の先生以外にもさりげなく相談してみる

→「高校3年生の進路希望調査と実際の3者面談の内容が違う」ということを絶対に言ってはいけないのですが、担任の先生以外にもさりげなく相談するのはありです。その時には、自分が進路に悩んでいて、進路希望調査にはこのように書いて、3者面談もしたけど本当に自分の進路これでいいのか困っていて○○先生の個人的な意見が欲しいと相談してみましょう。親身な先生なら相談に乗ってくれますし、そうでなければ次の先生にあたってみましょう。もし、他の先生に相談なんてするのはメンタル的に無理な人はみんなの副担任でも相談に乗ります。

まとめ

→高校3年生の進路希望調査と実際の面談の内容が違うということは意外にもありますし、気にする必要はありません。担任の先生は面談で生徒のためを思って言ってくれていて悪気はないのですが、担任の先生の言っていることを受け入れるのは自分次第なのです。なので、進路を最終的に決めるのは自分ですし、自分で決めないと大学受験を勉強することが苦痛でやはりモチベーションが継続しにくいです。

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