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裏事情や暴露も含め、中学生と高校生のための後悔しない正しい大学進学実績の見方についての真相を教えます!

みなさん こんにちは
そろそろ、国立大学と公立大学の合格発表が終わり合格発表も終わり、そろそろ高校では大学進学実績の集計にとりかかっているころだと思います。そして、教員、生徒、保護者も含めてネットに大学進学実績が6月頃にはでるのではないでしょうか。そんな中、高校が偏差値のわりに進学実績がいいわけでもないのに中学生に高校のいい所をよく見せたいという自己顕示欲が強すぎる欲の元、実績をよく見せようとする技が高校では横行しています。しかも、これって案外、中学生や中学生の保護者はこの技に引っかかってしまい、高校に入ってからこんなんじゃなかったみたいな後悔することが起きるのです。

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オープンスクールやHPで大学進学実績についてこれを言っている学校はヤバい!

→ 大学進学実績の読み解き方は色々あるとは思います。今回はあくまでもこれまでの高校生を私が実際に指導した経験や高校のオープンスクールをみてきた経験、中学校の先生とお話した経験から書いてみようと思います。

推薦入試での合格者が多い

→ これは最近の自称進学校で多いのですが、AO入試、指定校推薦入試などの推薦入試を使って大学入試の合格実績を稼ごうとします。その結果、難関国公立大学、難関私立大学への合格者が一定数出てきます。ところが、このAO入試の実績の部分が本人が中学生の時から地道に行ってきた成果だったりします。あと、私立高校の場合だと実は授業料無料の特待生がこの推薦入試の実績を支えていたり、公立高校の場合でも実は親が大学の先生だったりするなんてことがあるので、推薦入試は実際のところ分からないのが正直な所なんです。なので、学力はもちろんですが、運や家柄に影響される可能性が一般入試よりも高いのです。それと、AO入試、指定校推薦入試などの推薦入試の怖さは今年の高校3年生で推薦入試の枠があっても、次年度は推薦入試の枠が減らされたりすることもありますし、AO入試の推薦入試でも出願資格(極端な例は、出願条件が英検2級から準1級やその逆)が変更になり、出願ができなくなったり、出願倍率が高いなんていうリスクもあります。

防衛大学校の合格者が多くて、オープンスクールで国公立大学の入学人数多いアピールされる

→くれぐれもお伝えしておきますが、防衛大学校は入学するのが簡単なわけでもなく、入学後も様々な過酷な訓練が多いですし、災害時や有事の際には非常に大事な組織なんです。なので、防衛大学校をディスってるわけではありません。ここで問題なのは、高校によってはある程度の偏差値以上の生徒たちにYes or Yesの強制で防衛大学校の受験をさせて合格をさせて国公立大学の合格人数を稼いでいるのです。そして、あたかも自分の高校は国公立大学にたくさんの合格者を出しているようなことを中学生や保護者の前で堂々と言うのです。ところが、実際にこういう高校から防衛大学に入学するのは1人か下手をすれば0人なのです。そういう高校に限って実は国公立大学の一般入試の合格者数が異様に少ないなんてことがあります。

大学実績の進学実績はどこをみればいいのか?

→これも地域や高校によって進学実績の開示されているレベルが違うので一概には言えませんが、大学実績の進学実績はここをみれば本当の高校の姿が見えてきます。

学校の生徒数を把握した上で現役や浪人を分けて一般入試と推薦入試の実績をそれぞれみる

→ 中学生や保護者の方がよくしてしまう間違いは大学進学実績だけを見て判断して、この学校は進学実績がいいとか悪いとかを判断してしまうのですが、これだと自称進学校の思うつぼに入ってしまうのです。というのは、自称進学校私立のマンモス校だと1学年に600人なんていますし、600人もいればやはりもともと学力の高い生徒も入学してきます。大事なのは、生徒数に対してどこの大学に一般入試で何人合格したのか、推薦入試で何人合格したのかが大事なのです。その際に、現役、浪人が合格者にどのくらいの人数も把握しておくと、この高校からこの大学に行くには相当頑張らないといけないかどうかも分かります。

実際に何人の生徒が大学に合格しているのかをチェックする

→防衛大学校や水産大学校も含めて国公立大学の受験は1人1回しか合格がとれないので合格者数は簡単に分かります。ところが、私立大学は実際に何人の生徒が大学に合格しているかが分かりにくいのです。なので、私が推奨しているのは各私立大学の合格者数を3で割ることをお勧めしています。というのは、高校や生徒にもよるので一概に言えませんが、だいたいの生徒は1校につき3回くらい受験しています。なので、この3という数字で割ると本当の合格者数が見えてきます。

大学付属高校の場合は進学実績はどこをみればいいのか?

→大学付属高校の場合は基本的によっぽどなことがない限り、大学に進学できますので進学実績は気にする必要はそんなにありません。但し、大学の系列高校に関してはしっかりと自分で進路を考えておく必要はあります。

読み解き方では分からない時にはどうするの?

そうは言っても、高校によっては進学実績を5年間まとめてのデータしか載せていない場合もあります。そんなときはこのようにすればいいと思います。

オープンスクールで尋ねる

→ 高校にはオープンスクールがあります。その時に、学校の生徒数を把握した上で現役・浪人を分けて一般入試と推薦入試の実績を別々に聞いたり、実際に何人の生徒が私立大学に合格しているかを聞いてみてください。きちんと答えられる学校や即答できなくても何らかの形で答えてくれる高校はいいのですが、このような進学実績のことについて濁す学校があります。こういう肝心な大学実績を濁す高校は入学しても様々な点で濁してくるので注意が必要です。

実際に通っていた人、通っている人に聞く

→ 実際に高校に通っていた人、通っている人は先輩の実績や噂を知っていたりするので、入試の実績を知っていることが多いです。なので、一番生の情報を持っています。ただ、人にもよりますが実際に通っていた人、通っている人を知るのは難しかったりします。

中学校を通じて確認してもらう

→ これは地域にもよりますし、担任の先生との関係性にもよりますので一概には言えないのですが、中学校から聞いてもらうという手もあります。但し、その高校を受験する意志がないと中学校から嫌がられることもありますので、中学校から高校に進学実績を聞いてもらう時には今のところは志望していますというアピールをして聞きましょう。

まとめ

→高校に行ってこんなはずじゃなかったと後悔しないようにい正しい大学進学実績の見方について自称進学校で説明したのですが、最近の高校というのは実績をよく見せようとしてきますし。技にひっかかります。なので、進学実績をまずは調べてみて、分からないところはオープンスクールなどで確認することをお勧めします。そうすれば、高校に行って後悔したなんてことが防ぐことができます。

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