みなさん こんにちは
いよいよ指定校、AO、公募制推薦入試の本番が近づいているところが多いですし、面接練習の終盤にも来ています。
今回は、指定校、AO、公募制推薦入試の直前の面接練習でどのようなところをチェックしておいた方がいいのかについて簡単に説明したいと思います。
話すポイントを押さえられているかどうか
→ 私も気持ちは分かるのですが、大学に提出した志望動機、自己PR、高校時代に頑張ったこと、最近のニュースを全部覚えてきてくれる生徒がいるのですが、それ以外の質問を過去問に基づいてすると全然答えられない生徒がめちゃくちゃ多いんです。あくまでも面接は受験者と面接官の対話です。基本的に面接官が受験者の気になる部分を受験者に聞くという形なのです。なので、学校の先生としてもどんな問題が出るかを完全に当てるのは困難なのです。私がおススメなのは自分の志望動機、自己PR、高校時代に頑張ったことのポイントをノートか紙に書きだしておき、面接練習を何度もするのがおススメです。できれば、担任の先生→副担任の先生から始めて様々な先生と面接練習をするのがおススメです。そうすることで場慣れにもなりますし、様々な方面からの質問にも対応できるようになります。くれぐれも面接練習でミスったレベルでは自分を否定してはいけません。
入室から退室までの一連の流れを押さえておく
→ これは何度も練習する必要はないのですが、入室から退室までの一連の流れについては一度は練習してください。そうすることで、流れを一通り理解できますし、本番に焦らなくて済みます。
声がはきはきしているかやアイコンタクトができているか
→ 実は大学入試の面接に限らず、就職の面接でも同じことが言えるのですが、面接官って受験者が何を言っていたのかを事細かには覚えていないんです。逆に、声がはきはきしているのか、アイコンタクトができているのか、雰囲気が合っているかの方が面接官の印象には残っていたりします。この2つというのは印象が明るく見せることができますし、相手に入学したい熱意を伝えることがしやすいんです。ただ、学校でもよく聞かれるのですが、声がハキハキしていない場合はどうするのということなのです。それは精神論になっちゃうのですが、自分がこの大学に行きたいんだと自分に言い聞かせることなのです。すると、不思議なことに声のトーンが変わってくるのです。あとはアイコンタクトが苦手な場合は相手の首元を見るだけでも、面接官からみるとアイコンタクトに見えたりします。
身だしなみができているかどうか?
→私も身だしなみは得意ではないですが、相手に不快のないレベルでできているかが面接官に意外にも見られています。制服のある学校は特に気を付けておかないといけないのですが、面接官によっては身だしなみが気になるや制服の着方が違うんじゃないのと意外にも気づかれる場合があります。
女性、男性共通
→基本的なことなのですが、髪の毛が明らかに高校生の面接にふさわしくない(地毛の場合を除いて髪の毛を濃い茶色や紫色、黄色などの派手な色で染める)、ピアスを口やお腹にする、へそを出すなどの行為は高校生が受ける面接の態度としてはふさわしくないので避けることをお勧めします。大学の先生によってはとてもこういったことを入学前にされると嫌がられますし、高校を代表として本当に受験しに来ているのかを疑われる可能性があります。大学に入学すれば高校と違って服装は自由なので、大学に入ってから髪を染める行為やピアスはしてください。
男性編
→男性だとシャツがズボンの近くから出ていないか、ネクタイがある場合はネクタイをカッターシャツの1番上のボタンを閉めた状態でしているかです。あとは、髭が伸びすぎているのもNGだったりするので、気を付けてください。最近はコロナの影響でマスク着用のままが多いので髭は問題になることは減っていますが。それと、制服を改造してしまっている場合(例えば、ズボンを折る)には制服を基にしておいて面接を受けに行きましょう。
女性編
→私も学校で面接練習の時に気づいたのですが、リボンの位置が他の生徒と違う生徒がいたんです。私もなんでと思ったので、本人に聞いてみると、この生徒は制服のボタンの位置を改造したり、スカートの長さを切ったりして自分流にアレンジしていたのです。他の先生から聞いたのですが、こういった改造は大学の女性の先生だと気づかれる可能性が極めて高いらしいのです。なので、スカートの長さを調整したり制服のボタンの改造などを行っている場合は必ず元に戻しておいてください。改造しないと制服を着るのは女性の場合苦しいみたいなこともあり、気持ちは分かりますが、あくまでも入試の面接は学校を代表して行くわけなのでお願いします。
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