みなさん、こんにちは多くの学校では3者懇談がすでに始まり、高校3年生では進路を本格的に決めないといけない時期になってきました。そして、ある生徒が私に「なぜか担任の先生から指定校推薦入試を受けるように強く勧められた」と言ってきて、その理由が知りたいという質問が来ましたので共有しておきます。
学校の成績(評定平均値)は高いが一般入試で戦える実力がない可能性がある。
学校のテストは習ったところからしか基本的に出題されないので解けるのですが、実力テストや模擬試験などの初見問題になると全くできない生徒が増えています。そういった生徒の進路を叶えるために指定校推薦入試を勧めただけです。
学校の進学実績のために利用されている。
指定校推薦入試の枠を使わなさすぎると、大学側から一方的に指定校推薦入試の枠の枠を取り消しにされることがあります。なので、学校は国公立大学を受験しなくて、評定平均値の高い生徒を探します。
高校教員の手間が減る。
一般入試だと学校が2月まで生徒の進路実現にサポートをしないといけません。ただ、指定校推薦入試の場合だと早い時期に決まるので実は先生の仕事量が減ります。これを利用して指定校を勧めていることがあります。ちなみに、このようなタイプの担任の先生の場合は大学進学希望者ほぼ全員(評定平均値が悪いと受験できない)に指定校を勧めている可能性があります。
担任の先生にこの生徒の状況を聞いてみた
この生徒の場合は明らかに一般入試で戦える実力がないらしく、一般入試では偏差値の高い大学に受験しても不合格の可能性が80%を超えているが、指定校推薦入試なら合格できる可能性が極めて高いとのことでした。
まとめ
指定校推薦入試は校内選考が始まる前に、受験するかどうかの選択肢は生徒の皆様にあります。ご参考になればと思います。あと、指定校を自分がなんでこんなに薦められているのかが気になる時には逆に先生に自分ならどこの大学に指定校推薦入試で合格できますかと聞くことです。
今回のとは逆のパターンもあるみたいです。是非、リンクもさんこうにしてください。それと、指定校推薦入試とは何なのかを書いた本のリンクも掲載しておきます。
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