みなさん こんにちは
いよいよ３月になり、国立大学や公立大学の前期試験の合格発表が終わっているころではないでしょうか。残念ながら、国立大学や公立大学の前期試験がダメでも中期・後期試験も残っていますのでしっかりと勉強しておきましょう。そんな中、この2月、3月に大学入試に合格した受験生に多いミスがあります。それは、大学の入学金、授業料を期限までに納入し忘れるということです。今回は大学の入学金、授業料を期限までに納入し忘れたら実際に何が起きるの？かについて説明しようと思います。
そもそも、大学の入学金、授業料を期限までに納入し忘れる原因は？
今の大学受験って本当に忙しいですし、大学の入学金、授業料って合格通知を受け取った後にすぐに支払わなければならない大学がほとんどなんです。
大学の入学金、授業料納入の期限を根本的に忘れている
→ 最近、何が原因なのかは分かりませんが、大学入試に合格してぼっとしている生徒が多いです（私の勤務校だけかもしれません）。なので、大学入試に合格した生徒が合格後にどんなスケジュールで物事（>大学の入学金、授業料納入）が進んでいくかをそもそも把握していないことがあります。しかも、保護者の方も共働きでお仕事に出られているので本当に忙しいことだってあり、お子様の大学入試後のスケジュールを本人に任せている場合もあります。その結果、本人が大学の入学金、授業料納入できない状況になってしまうのです。
他の大学の合格発表に気を取られてしまい大学の入学金、授業料の納入期限を忘れている
→ これ、実は最近このケースが増えている気がします。というのは、大学の入学金、授業料は本当に金額としては決して安くないんです。なので、なるべく行かないだろうと考える大学に入学金や授業料を払いたくない人も多いので、他の大学の合格発表をみてから入学金、授業料の納入をしようとする人が多いです。ただ、気を付けないといけないのは、他の大学の合格発表時間と合格した大学の入学金、授業料納入期限がかなり時間的に近い時があります。その時に、他の大学の合格発表に気をとられて、更に不合格という結果に気をとられると、実は合格した大学の入学金、授業料納入期限に間に合わなかったという事例があります。
大学の入学金、授業料納入の期限にお金が間に合わなかった
→ これはおそらく、事前に防ぐことができそうなのですが、想像以上に大学の入学金、授業料が高い場合があります。特に、私立大学の医学部、薬学部、理工学部などの理系の学費は高いんです（受験料も高かったりします）。お子様が受験する際に親に学費のことを伝えていないことがあります。その結果、家計的に無理な大学に合格をとってしまい、大学の入学金、授業料納入の期限にお金が間に合わなかったってことがあります。
大学の入学金、授業料を期限までに納入できないとなるとどうなる？
→ 大学にもよるかもしれませんが、私がこれまでみてきた事例だと大学の入学の取り消しです。その後に、人気校だと補欠合格の受験生を繰り上げ合格にます。しかも、この時期から受験をし直すと受験できる大学自体がそもそも少ないですし、浪人するにしても費用がかかる話になるのです。なので、短大か専門学校を受験して行くケースが多いです。そして、大学３年次編入を目指します。
大学の入学金、授業料を期限までに納入するために何をする？
大学受験に合格してもこういう悲惨な状況にならないために何をしたらいいのかについてこれまでの経験を基に書きます。
お金の納入スケジュールを合格通知をもらった時点で確認しスケジュールにつける
→ これは卒業生が学校に来ていた時に行っていたのですが、お金の納入スケジュールを合格通知をもらった時点で確認しスケジュールにつけることは大切だし、実際に卒業生か卒業生の保護者も受験生の時にしていたと言っていました。しかも、スケジュールを付ける際には必ず紙のスケジュールのほうがおススメだと言っていました。その理由は、スマホだといつでもできるから後回しにしちゃうけど、紙だと今やらなくちゃという気持ちになるかららしいです。
自分の進学先になりそうな学校の学費を調べておく、学費が払えるかどうか確認する
→ これも受験生なら当然と思われている人が多いと思うのですが、大学受験する際には必ず学費はみておき、受験の出願前には保護者の方にお金の面で確認をとりましょう。特に、理系学部は学費が高い傾向にありますし、受験料も他学部に比べると高いこともありますので注意が必要です。大学の入学金、授業料が高すぎて断念するのはもったいなすぎます。あと、最近は、奨学金（給付型、貸与型）もありますので、学費が高いと分かっている場合には事前に検討しておくのはありです。
まとめ
→大学の入学金、授業料を期限までに納入し忘れたら大学入学取り消しになる確率は高いです。もったいなすぎます。なので、普段から期限通りに物事を進めることを心がけましょう。それと、大学受験は合格するのも大事ですが、実は大学受験後のスケジュールも大事ですし、メモするくせを身につけましょう。なので、気を抜かずにしっかりと大学受験後のやるべきことも期限通りにすることを強くお勧めします。それと、学費に関してもお金が絡んできて家計のことにもなりますし、場合によっては奨学金ということになりますので事前に調べて行動ましょう。
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