最近、とある保護者の方からお子様の学校の成績が悪くなり、模試でも偏差値が10以上落ちているので何とかしてほしいという依頼がありました。私も依頼をもらった時になんでと思って本人にヒアリングすると友達関係がこじれていたのです。今回は友達関係が悪いと学校の成績にどのように影響があるのかについてまとめました。
友達関係が悪いってどういうこと?
→近年、SNSの流行により従来よりも人間関係は複雑になっています。しかも、目に見えないところで些細なことが原因で生徒が揉めていたりすることも平気であるので学校で気づいたりした初期の兆候もほぼ分からない状況になり、気づいたころには炎上寸前もしくは焼き付いてしまっていることもあります。私が驚いたのはお菓子のじゃがりこを友達と分ける時に揉めてそこからSNSで炎上まで引き起こしてしまった友人関係の悪化案件です。従来対処できていただろうことも全然できなかったりします。
友達関係が悪くなるパターンについて
→友達関係が悪い生徒にはいくつかの特徴があるように思えます。それは相手のことなんかお構いなしで自分さえよければいいという自己中心主義なのです。要は、自己中心的というものです。しかも、驚きなのは自己中心の生徒と関わっている周りの人にも影響を及ぼすみたいで周りの人の士気を下げ、感情をネガティブにしてしまうことも平然とあったりします。あとは、相手がどうみるかによりたまにあるのですが、本人がぶすっとしていなくても相手からみるとぶすっとしているみたいにみえてしまい、相手の勘違いで私のことが嫌いなんだなと他人に思われそこから友達関係が悪くなってしまうことがあるのです。最近だと、裏アカも含めたSNSの利用により友達関係がわかりにくかったりします。なので、友達関係が拗れやすくなります。
友達関係が悪いと学校の成績に影響するのか?
→友達関係が悪いと学校の成績には悪く響きます。私が見たことあるのは偏差値70程度あった生徒が友人関係でトラブルを起こすと2ヶ月後に偏差値が50以下になってしまうということがあるのです。しかも、友人関係が悪くなることが長い期間続くと偏差値が下がり続けてなかなか戻りにくくなってくるのです。それと、友達関係が悪いと普段提出物が良かった生徒でも友達関係が悪いことで提出物が出なかったりすることもあります(もちろん、他にも複合的な要因が重なることもある)。
どのように友達関係を修復すればいいのか?
→友達関係を当事者同士で修復するのは私の経験上非常に難しいです。学校で目に見える部分でのトラブルだと自分たちだけでなんとかなる場合もあるのですが、最近の友人関係は裏アカも含めたSNSの発達で複雑化しており自分たちだけで解決するのが難しかったりするのです。中学生、高校生の場合だと精神的に未熟な場合もあり自分で解決するのが難しかったりしますので学校の先生も含めた大人に手助けをしてもらう必要があります。もちろん、自分たちで友達関係を修復できるのであればいいとは思うのですが、実際に見ていると難しかったりします。
まとめ
→友達関係が悪いってなんか嫌ではないですか?私は個人的には友達関係が悪いってなんか気分的には良くないのですが、ちょっとしたことで友達関係が悪くなることはSNSのこともあってか結構あります。勉強にも実は友達関係は影響していると私の経験上思います。なので、SNSの使い方には注意してほしいとは思いつつ、友達関係が悪くなってしまった場合には自分で解決しようとするよりも学校の先生を含めた大人に入ってもらいきちんと解決するようにすることをお勧めします。
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