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なぜ、大学受験において勉強だけでなく運動(部活だけでない)も大事なのかについて受験生をみた学校の先生として語った

とある生徒から大学受験が2年後にあるから、今から大学受験のために勉強一筋で部活も含めて運動を体育の時間以外一切辞めますというのです。ただ、部活によって厳しさが一概には言えない部分であるので何とも言えないのですが、実は大学受験において適度な運動をすることが非常に大切だったりすることがあるのです。今回はこれまでの生徒を見てきた経験から大学受験において勉強も大事だけど運動(部活だけでない)も大事な理由について書いてみます。

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そもそも大学受験は長距離走

→大学受験ってそもそもどの教科でも範囲が膨大で勉強する量も時間も求められています。高校受験とは違い、ライバルも全国になるので、短時間や一夜漬けで入試に挑むのは困難だったりします(ボーダーフリーの大学は除く)。なので、実は勉強だけでなく体力も必要なのが大学受験だったりします。なので、私個人的には運動をしておくというのは大切だと思っていまし、なぜ、大切なのかについて説明してみます。

人間が勉強に集中できる時間は限られている

→人間が勉強に集中できる時間に関しては個人差はありますが基本的に限られていますし、勉強ばかりしていると体力的にも精神的(自分が合格化できるのか)にも弱くなってしんどくなります。勉強ばかりになるとストレスで太ることもあるのですが、下手をすれば5kgや8kg増量してしまったこともあります。適度な運動(人にもよりますが1日15分のランニング)をしておくことで、精神的なリフレッシュをすることもでき体力もつきます。私も高校で大学受験生を担当していて分かったのですが、体力がある生徒って根性があったりして意外にも大学受験でも集中して勉強できる傾向にあるみたいで、難関大学にも合格できている傾向にあります。運動を高校生の時からしておくと大学受験が終わった後も続けることができ、長期的な健康維持につながります。

運動することで記憶の整理ができる

→大学受験勉強って長距離戦なので、受験勉強に途中で行き詰ることや覚えられないなんてことも普通にあります。運動をすることでリフレッシュができ、ぐっすりと眠ることができ、記憶の定着がスムーズになることもあります。あとは、大学受験生をみていると運動をすることでメンタルが強くくよくよせずに済むので、精神的に強くなり、大学受験本番でも強かったりします。実際に生徒をみて大学受験と運動(部活だけでない)をしている生徒は難関大学(現役、浪人も含め)に行っている確率が高い傾向にありました(もちろん、たまたまかもしれませんが)。

運動(部活だけでない)と勉強を両立するのが難しい場合はどうする?

→運動の効果は何となくわかったけど運動(部活だけでない)ってそもそも何をしたらいいのかだったり、運動(部活だけでない)と勉強をどうやって両立させればいいのとかの疑問点が湧いてくると思います。運動に関していえば、自分の無理のないウォーキングやランニングなどの運動をすればいいのですが、部活動などに入っていて運動と勉強の両立をするためには何をすればいいのかについて説明します。

少し緩い部活に入る

→学校によっても部活の方針は違いますし、部活も顧問の先生や監督によって練習や厳しかったりやさしかったりするのです。練習が厳しい部活になればなるほど勉強との両立は難易度が上がります。また、私立高校だとよくあるのですが、部活が学校の強化対象に選ばれていると、インターハイやアジア大会クラス出場レベルを目指すので、部活が最優先になってしまいます。勉強のレベルをどこまで目指し、志望校はどうするのかにもよりますが、勉強と運動(部活)の両立を目指すのであれば、みんなの副担任では少し緩い部活に入部することをおすすめします。具体的には週5日だけど18時までに完全に部活の練習が終わるとか、週3日の練習を行っている部活に入部するとかが大切だったりします。

運動クラブ(部活だけでない)に入る

→実は運動をするとは言っても、自分でウォーキングやランニング、部活に入るだけではないのです。スポーツジムに入会したり、地域のスポーツのクラブ、体操教室などに入ったりすることもできます。しかも、部活と違い自分で時間を決めて運動することやスポーツをしたいときにスポーツができるので無理なくスポーツができます。

勉強する内容を絞りスケジュール管理を行う

→運動(部活だけでない)をする上で大変なのは勉強との両立が大変です。スケジュール管理に関してはだいたいで自分は何をしないといけないかが見えていないパターンが多いです。ただ、運動(部活だけでない)と勉強を行うので、しんどい時もあります。その時には、休むことが大切だったりもします。スケジュールを立てるときにはどこまでをしないといけないかを最低限することが大事でもあります。

まとめ

→この記事を読むと運動(部活だけでない)と勉強の両立が大事じゃないかって思われた人も多いかもしれませんが、無理をして運動を始めることはありません。もちろん、勉強だけでも難関大学に合格している生徒もいます。ただ、大学受験って長距離走と似ていて、範囲も勉強する時間も膨大ですし、一朝一夕の勉強だけでは合格するのが難しいです。人間ってどうしても集中できる時間が限られていますし、精神的なストレスがかかります。運動(部活だけでない)と勉強をしていると心もリフレッシュにもなったり、生活リズム改善や記憶の定着にもつながります。一方で、運動(部活だけでない)と勉強の両立って難しかったりもします。なので、体に無理がない程度に適度に運動することがおすすめです。

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