一般入試進路希望調査票学校の先生進路大学入試大人生徒高校大学学校生活

卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する場合に何をすればいいのかを本音でまとめた

みなさん こんにちは
いよいよ春になりますね。新学年になられる方は入学式や始業式も終わり、新学年に突入している時期ではないでしょうか。
この時期になると旧高校3年生の人は卒業式も終わり大学・専門学校・短大などの進学や就職先で頑張っておられる時期ではないでしょうか。一方で、大学受験が残念ながらダメだった人も来年に向けて予備校や塾に行ったりしている時期ではないでしょうか。一人一人のペースと目指す地点が違うので一概にはこれと言えませんが、是非来年の合格に向けて前進しましょう。そんな中、卒業後の進路(浪人や資格試験など目的のある場合は除く)が全く決まっていないまま高校を卒業するというケースがあります。私が見ているとこういうケースが年々増えているような気がしますので、今回は卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する場合に何をどうすればいいのかについて書いてみようと思います。

資料請求はこちら
進路の悩み、勉強の悩みはみんなの副担任!

卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業するとは?

→このブログでも書きましたが、卒業後の進路が決まっていないのは以前このブログで示した進路希望調査をどうするのかとは違います。というのは、進路希望調査はあくまでも進路の方向性をどうするかだったのですが、今回の記事は進路が決めずに卒業した場合にどうするかです。私も生徒をみてきて卒業後の進路が決めずに高校を卒業した生徒もいますが後に色々と苦労をしましたし、卒業後にフェイドアウトした生徒もいます。ただ、他のブログではこういう生徒が後にどうなっているのかがなかったので生徒の経験談を交えて説明してみます。

卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する時に気を付けること

→高校卒業後にとりあえずフリーターをするケースが非常に多いです。大学、短大、専門学校の費用を稼ぐや起業資金を稼ぐ目的ならいいのですが、何となくフリーターになるケースが増えています。更に、フリーターが続けばいいのですが、このような高校卒業生の中にはフリーターが続かずにかといって仕事が変わるわけでもなく目的があるわけでもなく無職になってしまうのです。しかも、高校卒業後のフリーターは大学卒業後のフリーターよりも賃金が安いことも普通にあります。目的のない無職の期間が長くなれば長くなるほど、就職の面接の時に空白期間のことを問われるので就職が難しくなり、下手すればフリーターに戻るのすら難しい状況なのです。なので、高校卒業後に気を付けて欲しいことはとにかく無職の空白の期間を作らない(資格試験の勉強、介護、大学浪人などの目的がある場合は別)ことが大切なのです。

卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する時卒業後にに何をすればいいのか?

→卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する時に気を付けないといけないのは卒業後に何をするのかです。実は、明確に決まっている人もいますが、明確じゃない人も正直多いです。経験を積むうちにだんだんと何をすればいいのかが見えてくる場合もあります。別に明確でなくてもいいと思うのですが、ある程度方向性を決めておかないと何をするにしてもモチベーションが続かないと思います。おすすめは、自分の心許せる人に相談することです。みんなの副担任も相談に乗ります。それと、フリーターをする場合にはきちんと期間と目標を決めてすることをおすすめします。というのは、期間と目標を決めないとモチベーションが続かないですし就職をするときにフリーターの時期のことを面接で聞かれることになります。私も実際にフリーターからの就職支援もしたことはありますが、相当厳しかったですが最終的には合格しました。

進学は実はあり

→目標がないフリーターを長い期間すればするほど面接で説明を求められるので就職は非常に難しいです。ところが、進学になるとそれなりの大学だと受験勉強が必須になりますが、一般入試だと合格点を超えれば合格になります。なので、フリーターを長期間して大学受験勉強をして大学に入学するケースもあります。しかも、私も驚きなのですが、フリーターを経由して大学に入って就職活動をすると案外面接でフリーターの説明を求められるのがサラッとしていることもあります(もちろん、年齢や経歴にもよる)。最近だと、フリーターから勉強して資格系(医師免許の医学部、司法試験を受けるためのまずは法学部、管理栄養士の管理栄養士の学べる大学)のある大学学部を選ぶ場合もあります。ただ、この場合は学費や生活費も必要なので実際の生活は大変だったりします。

まとめ

→卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する場合(浪人、資格試験などの目標がある場合は除く)は個人的にはおすすめはできません。というのは、その後の進路の判断や進路の進め方が非常に難しいからです。個人的には高校卒業までにはぼんやりでいいので方向性を決めて欲しいと思っています。ただ、卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する場合にはおそらくフリーターをすることになると思います。ただ、進学や起業の目標があるわけではない何気ないフリーターはこれまでの生徒を見ている限りだとモチベーションの維持が大変だったりします。しかも、目標のないところからの進路の判断や進路決定は実際のところ難しいです。なので、卒業後の進路が決まっていないまま高校を卒業する場合は相当な覚悟が必要です。フリーターについてはやり方次第や目標があるならば全然ありですが、目標があるわけでもない安易なフリーターは今後のことを考えるとなるべく避けるべきです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました