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[高校1年生]文理分けで文系・理系どちらに進めばいいのか分からない人がすること

みなさん
こんにちは
夏も終わり、秋らしい天気が続くようになりました。
いよいよ、多くの高校では高校2年生に文系・理系のどちらに進むのかという調査が学校によっては始まる時期だと思います。ただ、そうは言っても、高校生って経験が少ないので文系か理系ってどちらに進めばいいのかって意外と分かりにくいのではないかと思います。実際に、私も文系か理系のどちらに進めばいいのか分からなかった人です。今回は、学校で言うとまずいのですが、文系か理系のどちらを選べばいいのか分からない人向けに文系か理系をどちらを選べばいいのかについての基準をお伝えしたいと思います。他にも様々なやり方があると思いますので、参考にしていただければ幸いです。

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看護、保健、食品科学、生活科学に行きたいなら条件付きで理系がおススメ

→看護、保健、食品科学、生活科学に行きたいのであれば理系にしてください。その際に、気を付けて欲しいのは数学3を履修しなくても卒業できるのかもしくは数学3というタイトルだが中身は数学3ではないかが重要です。というのは、看護、食品科学、生活科学を持っている大学は入試科目に数学3が必修でないことが多いのです。学校で言うとまずいのですが、数学3は実は難しい科目で高校の数学教員ですら数学3ができない先生や数学3はできても生徒に教えるのが難しいから嫌だと投げ出している先生もいるのです。

数学が得意でないなら文系がおススメ

→看護、保健、食品科学、生活科学以外の理系学部では数学3が必修になっていることがかなりの確率であります。しかも、高校の理系では数学にかなりの授業数が取られていますし、内容も文系よりも段違いに難しいです。実際に、高校で生徒を見ていると、この理系の数学の難しさに圧倒されて、数学で挫折している生徒が数多くいます。しかも、英語と似ているところがあるのですが、理系で受験する以上数学はついてきます。数学が苦手だと入試で苦戦しますし、この状況下で一般入試を考えると非常に合格がしんどくなります。

理科(物理、化学、生物、地学)のうち1つ以上は好きで得意かどうか

→これも何でって思う人が多いと思うのですが、理系の大学受験って実は入試の勉強が大学の勉強に直結していたり、入試の勉強が大学の学問をする上での前提条件になっていることが多いのです。なので、理科のうちで1つ以上好きかどうかでかつ得意かどうかが非常に大切になってきます。というのは、理科が好きでないのに理系に行くと、理系の授業の理科で苦しんだり、一般入試だと合格が取りにくくなります。更に、理系の理科は文系に比べると相当早いですので覚悟が必要です。

学費が高いと感じるなら理系はおススメできない

→国立大学の理系は学費が高くないのですが、私立大学の理系に行くと学費が高くなります。大学によりますが、イメージとしては国立大学理系の学費の2倍が私立大学の理系だという認識が必要だと思います。なので、なんとなく理系にして、奨学金を借りることになると、借金返済に追われてしまいます。しかも、最近の会社は以前の会社と違って給料が上がるかと言えば、あまり上がりません。しかも、理系だと研究所や田舎の工場に配属されることも普通にありますので、田舎に行く覚悟のない生徒にはおススメできません。

(番外編)高校2年生で理系に行って、高校3年生で文系に行くのはありか?

→高校にもよりますが、高校2年生で理系に行って、高校3年生で文系に行くのは私はありだと思います。実際に、私の勤務している学校の生徒に高校2年生で理系にして数学を高めておいて、高校3年生で文系にして、文系の国公立大学と私立大学を社会の代わりに数学で受験する予定の生徒がいます。しかも、このタイプの生徒は有名私大に意外と点数低めでも合格します。
但し、気を付けないといけないのが、高校2年生で理系に行って、高校3年生で文系に変更ができないよと規定している高校があります。なので、必ずその点は自分の通っている高校で確認しておく必要があります。

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