みなさんこんにちは
夏の懇談に続いて、この時期になると学校によっては公募制推薦入試や一般入試の志望校を決めるために保護者と生徒で懇談を対面で行う学校があります。あとは、ZOOMやGoogle Meetsなどのビデオ通話アプリを使って行う学校もあります。その時に、こんなことを言われたことはないでしょうかというテーマを深く掘り下げて今回は簡単に説明したいと思います。というのはこの言葉にはもしかすると担任の先生の真意が隠されているかもしれないのです。
大学受験で滑り止め校を受けてください
意味のパターン1:生徒の安心のために滑り止め校を受けてください
→これは担任の先生が生徒の不安を少しでも和らげるために使います。実は、これ受験生あるあるなのですが、1回でも入試に合格するとめちゃくちゃ不安が吹っ切れて安心します。それと、1回入試に合格しておくとやる気が出て偏差値の高い大学に挑戦もしやすくなります。浪人するにしても一度でも入試に現役の時に合格しておくと、自信がつきます。あとは、担任の先生の本音は合格実績が稼げるのでラッキーだったりします。
意味のパターン2: 実は志望校に合格できない可能性が85%以上なので、滑り止め校を受けてください
→この時期になると、担任の先生は奇跡の合格を除いて、だいたいこの生徒が合格をするのかが実は分かっているのです(模試の成績や授業態度、生活態度も含めて)。そして、実は志望校に合格できない可能性が85%以上の生徒には滑り止め校を受けてくださいということを担任の先生が言います。すなわち、滑り止め校があなたの実力で実際に行くことができる可能性がある大学ですという意味です。
意味のパターン3: 実は志望校に合格できない可能性が85%以上で、滑り止め校も合格できないですよ。
→このパターンは自分の実力に合っていない志望校しか受けない生徒に向けての言葉です。こういった生徒の場合によくあるのが、滑り止め校と本人が考えている大学ですら担任の先生からみると実力不足の場合があるのです。ただ、自分の実力を知ってもらうために担任の先生がこの言葉を言うことはあります。
この成績で合格できるのかな?
→奇跡の合格や生活・学習習慣を変えるなどよっぽどのことをしない限り、大学受験の志望校に合格できないですよという意味です。受験料が無駄になるよという意味も含まれている場合もあります。なので、学校の担任の先生からこの言葉を聞いた瞬間に志望校に合格は難しいということを遠回しに言われているのです。
ダメだった時の話をされる
→担任の先生から大学受験でダメだった時の話をされた時には大学受験で現役合格は厳しいですよと言う意味です。あと、大学ではなく短大、専門学校を薦められた場合も要注意です。これは何を意味しているのかと言えば、ボーダーフリーの大学しか合格が困難ですよという意味です。
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