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大阪の公立高校がなぜ選ばれなくなってきているかをリアルに書いてみた!

みなさん こんにちは
かずきです。
大阪では私立高校の無償化が進んでいて、私立高校特有の学費のハードルが低くなりつつあります。その結果、大阪の公立高校が選ばれなくなり、とある新聞によると半数の大阪の公立高校が定員割れが起きています。これって新聞とかを見ていると私立高校の授業料が原因で大阪の公立高校が定員割れを起こしているかのように書かれているのですが、私は本当に私立高校の授業料の値上げが直接の原因なのかなと思うのです。今回は大阪の公立高校がなぜ選ばれなくなってきているかを私の独断も含めてリアルに書いてみようと思います。

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なぜ、大阪の公立高校がなぜ選ばれなくなってきているのか?

→大阪の中でも学校や地域にもよるので一概にはこれとは言えないのですが、私の経験も含めて大阪の公立高校がなぜ選ばれなくなってきているのかについて書きます。ただ、校長先生が変わるとがらっと変わることもあるので公立がダメとは言えませんし、大阪の公立には文理学科の10校があり倍率も低いわけではないので教育が完全に悪いわけではありません。

公立と私立の学費の格差がなくなってきた

→公立と私立の学費の格差がなくなってきたことが最大の決め手になると思っています。というのは、同じレベルの高校に通うなら、キレイな私立の校舎の高校に通いたいのが中学生の本音だと思います。大阪の私立高校に通う生徒の授業料支援に年収の額の撤廃の影響はかなり大きいと考えられます。

施設が古い

→大阪の公立の高校って学校にもよるのですが、施設が古いことが多いのです。どれくらい古いのかといえば、公立高校って和式トイレがいまだにたくさんあったり、エアコンが古くて効きがいまいちだったりすることもあります。体育館も私が高校生の時と施設も変わらずで、エアコンがついているわけでもありません。想像してもらうとわかりやすいのですが、地球温暖化で近年暑いのに体育館で夏に体育の授業をすると、熱中症になりますし、疲労は溜まります。

先生が手厚くない

→コロナ以降の教員の働き方改革の影響もあるのですが、教員の定数削減や進路に対して高いモチベーションの先生が減っており、大阪の公立高校は昔よりも進路に関しては手厚くなくなってきています。本に関しても予算が減らされているので赤本や大学受験の本が充実しないだけでなく、そもそも図書室が昼休みと放課後の短時間しか開いていないみたいなことになっていることもあります(独自で図書館を開けている場合は別)。ただ、先生にもよる部分もあるので何ともいえない部分ではあります。

卒業後の進学先、就職先がいいとは言えない

→10年前とかだと進学先がよかったりしたのですが、公立高校に予算があまりかけられていないこともあり、卒業後の進学先、就職先が以前よりもよくないケースもあります。加えて、指導ができる先生は私立に引き抜かれることもあるので注意が必要です。あと、大阪の公立高校は営業できる先生が限られているので、営業力が決して強いわけではないので、指定校推薦入試の枠を増やすことが得意でなかったりします。

意外に校則が古い?

→公立高校って先生の平均年齢が高いこともあり、古い慣習が残っています。例えば、髪の毛は黒色じゃないといけないとか(髪の毛が黒色以外なら地毛証明書がいる)、スカートの丈はここまでとか、文化祭では大掛かりなイベントはダメとか様々な古き校則があったりもします。もちろん、現在に通じる校則もありますが、時代に合っていない校則もあり、下手をすれば中学生から敬遠されることもあります。

私立高校のほうが本当にいいのか?

→こういう話をすると、私立高校のほうがいいのではと思う人も多いと思います。ただ、私立高校にもそうではない部分もあるのです。

実はそうでもない

→私立高校は簡単に言うと企業なので利益を追求します。すなわち、偏差値の高い大学や有名大学に合格することが目標になっていることがあります。場合によっては部活で日本一を目指すことが目標になっていることもあります。なので、こういった学校の目標に合わない生徒は私立高校では学校から相手にされない場合があるので注意しましょう。それと、学校によってはマンモス高校になっていることもあるので進路指導が薄くなってしまう危険性があるので注意は必要です。

まとめ

→大阪の公立高校が選ばれなくなってしまっている理由には施設だったり、予算面、手厚さの面などが挙げられます。ただ、大阪の公立高校が一概には悪いわけではありませんし、校長先生の方針でがらっと学校が変わることもあるので一概には言えません。ただ、私立は宣伝がよかったり、校舎が新しいですし、大阪の場合は公立と私立の学費格差がないので私立が魅力に感じてしまいやすいとは思う気持ちも分からないではないです。なので、高校進学前にしっかりと自分の適性も含めて調査をした上で高校受験に臨まれることをおすすめします。

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