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[実践2]英語コミュニケーション1でレゴブロックを使った言語活動を行いました

みなさん こんにちは
今回は前回に引き続き別の学校で行った言語活動の実践について報告します。本当は案件をたくさんこなしているのですが、なかなか時間がとれていなくて、アップロードができていないのが現実です。高等学校の英語コミュニケーション1の時間を使って行ったワークショップについて書いてみます。本来なら写真を掲載したいところですが、生徒のプライバシーを守ることで写真にモザイクが入っているのはご了承ください。今回の対象は英語に苦手意識を持っている高校1年生を対象にしました。

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今回の授業の狙い

→今回は時間も短いということもありレゴブロック作成から英語の台本作成まで含めると50分の授業2回でなかなか時間がタイトの中でチームで取り組みました。今回の授業の主な狙いは下記の通りになります。

  • 英語コミュニケーション1で学んできた内容を振り返る
  • チームで取り組む楽しさと英語で表現する大切さを学ぶ

授業のお題

→授業のお題は英語コミュニケーション1の教科書に出ているトピックに関してレゴブロックを使って英語で表現してみようです。

授業の具体的な進め方

→既にスケジュールが決まっている中で1グループ(3名~4名)行ったので、1時間×3回で行いました。英語での発表の練習をする時間はなかったのですがICT端末を使って発表まで行いました。

まずはどのLessonの何を説明するのか日本語で決める

→英語で表現する前に、どんなことをするのかということをグループで話し合ってもらいました。その際に、英語コミュニケーションの教科書をみたり、学習端末(Chromebookやipad)を使って調べたり、活発な議論が起きていました。また、英語コミュニケーション1の自分のノートをみて話をしている生徒もいました。

説明するものに応じてレゴブロックで作成

→色々と話しているしているうちに、どのようなトピックで何を説明するのかが決まってきたので、レゴブロックで作成していきました。このクラスは生徒の性格が活発ということもあり生徒の表情をみているとグループの中で話をしながらブロック作成をしていました。聞くところだと、普段、英語の時間に寝ていたり授業に来れていない生徒が起きていて取り組んでいるとのことでした。

英語の台本を書くために参考になる教科書のページや英語の授業で習ったことを確認する

→いよいよ、レゴブロックづくりも終盤になり英語の台本を書く段階になりました。教科書で単語や表現を探したり、インターネットでこの日本語の表現は英語で何というのかを調べたりしました。グループ内での話が活性化していたそうです。そうしているうちに、英語で道案内の台本ができてきました。

授業での発表

→本当は英語の台本で書くので終わりかなと思っていたのですが、チームでの作業が私が想像しているよりも早く終わったので、授業で発表をすることにしました。誰がプレゼンテーションをするのかチーム内で自発的な話し合いを行い決めていました。英語コミュニケーション1の授業では発表をしたりしているので、いつもと違う学校端末(Chromebookやipad)を活用してという要望もあったので、学校端末でビデオを作ってもらいました。SNS動画などでデジタルツールになれているのか意外にも生徒たちはビデオ作成だけでなく英語の字幕までつけてくれて短い時間の中でスムーズにいきました。ちなみに、生徒が使ったCapCutというソフトはこちらです。ipadやiphoneで使えるみたいです。

実際の参加者の作品

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→実際の作品はこんな感じになります。

参加者の感想

→様々な感想がありました。多かった意見はこのようなものです。

  • とても楽しかった。
  • 実際の教科書を応用して形にするのは非常に楽しかった
  • 普段話をしない人と話をすることができた

他にも様々な意見がありましたが、学生たちが前向きな意見をくれました。見ているこちらも楽しかったので、これを機に英語の勉強に励んでいただければと思います。

まとめ

→時間のない中でブロックづくり、英語の台本の作成、発表などを短期間でしたが行うことができました。その中で、生徒たちは自ら動き、課題に取り組む姿勢は普段の英語コミュニケーションの授業ではなかなかみれませんでした。生徒の満足度も普段の授業よりも高いので今後は短時間でより英語コミュニケーションと内容がつながるように、英語を使うことと英語コミュニケーションの授業がより楽しくなるよう今後も取り組みを続けていきます。

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