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最近の高校生の卒業後の進路選択の傾向についてリアルなところを書いてみた!

みなさん こんにちは
かずきです。

大手企業の就職活動もいよいよ解禁され面接も進んでいる人は進んでいると思います。就職活動だとこんな企業が人気ですよとか、賃金がこういう企業が高いですとか色々あるのですが、今日は進路希望調査書にも役に立つと言っても過言ではない最近の高校生の卒業後の進路選択の傾向についてリアルな部分を大阪バージョンで書いてみました。ただ、地域や学校によって一括りにはできない部分がありますが、参考にできる部分は参考にしていただければありがたいです。

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最近の中学生の進路選択の傾向

→最近の高校生ですが中学生の時から高校は普通科(文理学科や特進なども含め)に希望というのが絶大な人気です。実際に普通科に通っている高校生は多いです。逆に、工業高校や商業高校などの専門的な科は普通科に比べると人気が落ちてしまう(学校や地域にもよる)傾向にあります。というのは、これらの専門的な高校って進路の幅が狭まってしまうからだったり、勉強が大変なのでという部分やニッチな層になるので卒業後どうなるのかなど様々な不安があるので選ばれにくい傾向にあります。ただ、こういった学校は専門的なことをするので高校卒業後に将来に活きてきます。

最近の高校生の進路選択の傾向

→最近の高校生の進路選択の傾向って私が高校生だった10何年前と違って、大学選びでも偏差値よりも自分のやりたいことで選ぶ高校生が増えています。だいたい、進路が確定するのは早い人だと高校1年生でだいたいは高校3年生の6月~7月末が多いです。早ければ早いほど修正もきいたりするのですが、早いからと言っていいわけでもなく自分のペースですることをお勧めします。一方で、自分のやりたいことが分からずに迷子になっている高校生もおり、そういった高校生は偏差値で選んでいることもあります。高校生の大学希望は増加しています。短大・専門学校においては傾向が似ているので同じ扱いにしているのですが、専門的な分野を学ぶためにという動機が増えていて、成績が悪いから仕方なく専門学校にという高校生は年々減ってきているような気がします。あと、最近の短大・専門学校進学者に多いのは大学2年次、大学3年次編入学を視野にいれた進路選択です。逆に、高校卒業後の就職希望者(工業高校、商業高校などの専門課程は除く)は減ってきている傾向にあります。企業の求人も大卒が増えているのが現状です。

大学選びについて

→高校生の卒業後の進路選択で多いのは(特に普通科)大学進学です。その背景には企業が求められる学歴の中に大卒が条件になっていることが多いからと保護者のニーズがあるからだと考えられます。大学進学と言えども様々なのですが、よくある選択の方法としては偏差値で選ぶというパターンでした。というのは、偏差値の高い大学に行って有名企業に行けば将来は安泰みたいなことが言われていました。ところが、少子化になったり大学数が増えているのと、終身雇用の維持が難しくなりつつあるので、最近の高校生は何を学ぶかや将来どう生きているかで大学を選ぶようになってきています。その際には、手に職をつけるという意味で、医学部、薬学部、看護学部が学部としては人気だったりもします。あとは、管理栄養士、グラフィックデザイン、臨床検査技師などの手に職をつけるという意味で人気があったりします。ただ、管理栄養士、グラフィックデザイン、臨床検査技師を設置している大学の学部は少なくその分野を極めようとすると専門学校に行った方がいいこともあります。

短大・専門学校選び

→そうはいっても短大・専門学校を選ぶ人もいます。どちらかといえば、短大・専門学校に行く高校生は自分のやりたいことで選んでいることが多い傾向にあります。分野にもよりますが管理栄養士、鍼灸、グラフィックデザインは専門学校の方が学校数も多く、専門分野の就職もよかったりするので短大・専門学校を選ぶこともあります。あとは、短大・専門学校って入学する際には大学入試みたいに一般入試を受験する必要がなかったりしますので、入学する時の門戸が広かったりもします。但し、短大・専門学校は入学が難しくないといって中途半端な気持ちで入学すると後に大変なことになるので注意が必要です。短大・専門学校って2年(分野によっては3年)で卒業することになり大学と比べて学費が安いようにみえることもありますが、短大・専門学校によっては4年制の大学と合計の授業料がほぼ同じだったりすることもあるので注意が必要です。短大・専門学校に入学した後に4年制大学に行きたくなって、大学3年次に編入する人も増えています。あとは、大学3年次編入ではなく大学2年次編入をする場合もあります。ただ、大学2年次編入や3年次編入は欠員補充の意味合いも大学によってはありますので必ず注意が必要です。

就職先選び

→高校卒業後就職を希望する高校生(工業高校、商業高校などの専門課程は除く)は減ってきています。高校卒業後就職を希望する生徒もいるのですが、求人はハローワーク経由の飲食業や営業が中心になっています。事務職は会社が機械化していることもあり、求人もそもそも少ない上に、倍率も高倍率になっています。しかも、事務職は大卒と勝負することになることもざらなので激戦です。

まとめ

→私が高校生だった10年前と最近の高校生の進路選択の傾向は変わってきています。高校生の進路選択の傾向も人によって様々なので一概には言えなくなってきています。10年前よりも進路の幅は広がってきていますし、個別化が進んでいますので、自分に一番いい選択肢を選ぶのが最適だと思っています。最近の高校生の進路選択って非常に複雑ですので、分からない部分があれば学校の先生や自分の信頼をおけるひとはもちろん、みんなの副担任にご相談ください。

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