みなさん こんにちは
私自身は世間からみると進学校(自称進学校も含め)というカテゴリーの学校に勤めているのですが、生徒たちの宿題の量や期限をみても異常なのです。なので、私自身は生徒に宿題を出すときは提出期間を長くとり、誰がやっても宿題ができるように解説を詳しくしたり、授業でも時間があれば宿題をする時間をとっています。ただ、生徒や保護者側からみると、自称進学校の宿題の量って異常ですし、どうやって早く終わらせるのかが気になると思うのです。今回は自称進学校の宿題に焦点を当てて説明します。
自称進学校の宿題の実態
自称進学校って学校によって方針が違うので、ここでは私が勤務している学校を例に自称進学校の宿題の実態について説明してみたいと思います。
自称進学校は先生のコミュニケーションが少ないので長期休暇でも宿題が多くなる
→学校って私も勤めてみて分かったことなのですが、コミュニケーションをとるのが苦手な性格と何とかしてあげなきゃと考えている先生が多いのです。なので、夏休み、春休み、冬休みの長期休暇の宿題も各教科担当の先生が宿題にしたいなと思ったものを学年の先生に言うことで宿題になります。その結果、生徒のレベルや宿題の量が著しく増え、更には休み明けテストの範囲も膨大になります。生徒によっては長期休暇休みの宿題の量をみただけで勉強する気力がなくなってしまいます。
自称進学校の普段の宿題は当然多いし終わるわけもない
→自称進学校の宿題が多いのは当然です。というのは、自称進学校の先生って各自で宿題を出したいときに出すからです。その結果、国語と英語と理科が同じ日に小テストがあり、その日のテストの範囲が驚きの135ページなんてことも平気であります。小テストを事前に予告してくれる先生の場合はいいのですが、テスト直前の2日前にテスト範囲を知らされるなんてことも平気であります。
自称進学校の宿題について先生たちはどう思っているのか
→自称進学校の宿題に関しては色々な先生に聞くと先生の意見が2方向に分かれているので2方向で説明してみたいと思います。
宿題は根性!やれば偏差値の大学に合格できる!
→宿題は根性でやりなさい、そうすれば偏差値の高い大学に合格できるという根性論たっぷりの考え方を持っている先生が令和の時代になっていらっしゃいます。こういう先生は生徒が宿題をできるまで、テストの点数が悪ければテストの点数が合格点に達するまで生徒を学校に残します。あと、こういう先生に限って生徒のテストの点数が好物で生徒のテストの点数を貼り出すのが好きなのです。
この宿題は量がめちゃくちゃで効果がない!
→実は自称進学校にも生徒のことを考えている先生(特に、若手の先生に多い)もいらっしゃいます。宿題の量が多すぎて生徒がパンクするやんと心の中では強く思っています。なので、宿題の提出期限をわざと後ろに伸ばしたり、宿題の量を減らしてくれます。ところが、根性論の先生が生徒のことを考えている先生よりも人数が多いので、声を大にして効果がないのです。それと、朱に交われば赤くなるということわざもある通り、何年も教員をしていると若手の先生でも根性論に性格が変わっていきます。
自称進学校の宿題の終わらせ方
宿題をやる順位をつける
→ 宿題をやる順位づけをする方法を下記に書いておきますので参考にしてください。自分の時間や成績に影響を及ぼす点を基準にしています。
- 宿題をやらないと残されるもしくはテストで点数がとれないと居残りさせられる。
- 美術、書道、音楽などの実技科目や自分が苦手な科目で且つ宿題やテストの比重が高い。
- 宿題をやってこなかったり、小テストができていないと先生が不機嫌になる
- 宿題の期限が他の教科よりも遅い
やらない宿題を決めておく
→ 宿題をやらない基準も参考に書いておきます。
- 提出物を出さなくても、小テストで悪い点数でも学期末の成績に影響を及ぼさない。
- 自分が得意な科目で提出物や小テストが悪くても問題がない。
- 自分が入試でその科目をそもそも使わない。
まとめ
→自称進学校ってとにかく宿題が多すぎますし、宿題を全てこなそうと深夜を超えてしまう恐れがありますしコスパが最悪です。下手をすれば自称進学校で体調を崩したり、病んだりもしてしまいます。なので、自称進学校の宿題をするときには順序を決めて、宿題の取捨選択をして宿題をすることをお勧めします。そうすれば、心にも体にも余裕ができ、高校生活が少しでも楽しくなります。くれぐれも自称進学校の宿題に追われて青春を台無しにするのはやめてください。自称進学校で宿題をやらないことは怠けることではなく素晴らしい選択です。
コメント