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大学受験における自分の立ち位置と志望校の距離ってどうやって分析するの?

みなさん こんにちは
かずきです。
最近、高校生の指導と進学の手伝いをしていると、世の中には一般入試、AO入試、公募制入試、指定校推薦入試など実に様々な入試の形態があるんだなと改めて気づきました。入試がここまで多様化してくると模試では自分の実力や大学入試の合否判定を測定することが難しくなってきています。ただ、大学受験と自分の立ち位置と志望校の距離って知っておくと何をすればいいのかが見えてくるので大学受験に役だったりします。今回は大学受験における自分の立ち位置と志望校の距離ってどうやって分析するの?について解説します。

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自分の立ち位置と志望校の距離を測るツール

→意外にも自分の立ち位置と志望校の距離を測るのは模試だけだと思っている人が多いのですが、そんなことはなかったりするのです。今回は志望校との距離を測るツールについて書いてみます。

模試

→模試は色々と定義の仕方がありそうですが、簡単に言うと全国で行われる各学年の実力テストです。模試にも様々な種類がありますし、難易度も違うのですが、一般的に模試は学校で受験して、その結果が数週間から1か月後に返却されて、自分がどこにいるのか志望校との距離をみるテストです。但し、近年は国公立大学、私立大学共に入試の形式が多様化しているので、志望校との距離を単純に見ることができなくなっています。一般入試や公募制推薦入試の学力をみるのには有効なツールです。

定期テスト

→定期テストは学校の授業で学んだことがきちんと理解できているのかを調べるテストです。なので、模試とは違い志望校の距離は分からないです。但し、校内の(だいたいの)順位が分かるので、自分が学校で学んだことをどれくらい分かっているのかや学校の中で自分がどのくらいの立ち位置なのかが分かるので、指定校推薦入試で自分が推薦されるかどうかや自分の志望するA大学に合格できるのかの目安が分かります。

校内学力テスト(実力テスト)

→校内学力テスト(実力テスト)はどちらかといえば模試の学校独自版と思っていただければいいのではないかと思います。この試験は定期テストと同じ学校の中で自分がどのくらいの立ち位置なのかが分かります。指定校推薦入試で自分が推薦されるかどうかや自分の志望するA大学に合格できるのかの目安が分かるのと同様に学校が推薦入試(指定校推薦入試も含め)で推薦するかどうかの基準になるテストであることもあります(各学校によって違う)。なので、校内学力テスト(実力テスト)を侮ってはいけません。

自分の立ち位置と志望校の距離を測るツールの活用法

→自分の立ち位置と志望校の距離を測るツールについてはいくつかあげましたが、実際どのように自分の立ち位置と志望校の距離を測り、ツールを活用していけばいいのかについて説明します。

模試はあくまでも全国での自分の立ち位置の把握

→生徒をみていると志望校の判定で一喜一憂しているのですが、実は判定よりも大事なことがあってそれは模試における全国での自分のおおよその立ち位置が大事なのです。あと、間違った問題のやり直しが実力をつけるのには非常に大切だったりします。というのは、模試の問題は各学年の標準レベルに問題を設定しているので、模試の間違ったところをやり直すことで実力が着実につくのです。ただ、最近の大学受験の受験方法は多様化していますし、自分の得意な方でいくほうが合格につながる可能性が高まるので実は模試の判定だけではないのです。大学受験って共通テストを除いては基本的に各大学で問題を作成しますし、作成者によって癖や問題傾向があったりするのです。その癖や問題傾向を理解しておくと志望校までの距離を縮めることができたりします。

定期テストはあくまでも学校での立ち位置と公募推薦の見込み、指定校推薦入試の獲得見込みの把握

→定期テストって何点取れたとかお互いに見せ合う生徒もいたり、点数を気にしたりする生徒も多いのですが、実は大切なのは間違った問題の直しだったり、自分が学校内でどの位置にいて指定校推薦入試の獲得見込みの把握の方が大切です。

まとめ

→大学受験における自分の立ち位置と志望校の距離って入試の多様化もあって意外にも難しかったりします。なので、自分がどんな大学のどんな学部にどんな形で大学受験をしていくのかという受験の形が非常に大切だったりします。受験の形によって自分のみなくてはいけないツールも変わってきます。ただ、最後は自分との勝負なので突き進む力が非常に大事だったりします。

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