定時制高校通信制高校生徒専門学校

通信制高校・定時制高校の卒業後の進路についてリアルに書いた

みなさんこんにちは
Kです。
最近とある保護者時から定時制・通信制高校からの実際の進路が知りたいという依頼を受けました。ただ、定時制・通信制高校の進路は普通科の全日制高校や工業高校と違ってなかったりするのです。ただ、定時制・通信制高校を卒業したあとに一体何が起きているのかは私がこれまでの経験であるので今回は私の経験をベースにリアルなところで書いてみようと思います。

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生徒の進路は様々

→ 定時制高校から大学一般入試で受験ってできないでしょとか言ってくる先生が未だにいますが、正直に言うと生徒次第です。私も定時制高校で指導していましたが、普通に関関同立や産近甲龍レベルも一般入試で大学受験をし合格してきます。なんだったら、今私が勤めている進学校[自称も含め]の生徒の方が大学入試一般受験で不合格になります。ただ、気を付けないといけないのは、進路の幅が就職、専門学校、大学・短大進学などの多岐に渡るので、自分でどういう道に行きたいのかをしっかりと1年前までに考えていかないと卒業してからどうしようかと大変なことになります。

実際に定時制・通信制高校を卒業した生徒は進路をどうするのか?

→これは人によって全然違うので一概には言えないのですが、定時制・通信制高校を卒業した生徒は進路が実に様々です。私の勤めていた定時制高校や通信制高校では神戸大学レベルの大学に合格している生徒もいました。かといえば、普通に正社員で就職した生徒もいました。なので、人によって違うと言うのが正直なのですが、定時制・通信制高校の卒業後の進路についてリアルに書いてみようと思います。みなさんが思っているよりも地味です。

大学・短大、専門学校に進学

→多いのは大学・短大、専門学校に進学です。その中でも、定時制・通信制高校の卒業後に多いのは専門学校に進学です。というのは、大学を選ばなければ大学に行くことができますが、学費がかかるということで大学を選ばないことがあったりします。それなら、手に職をということで専門的なことが学べる専門学校に進学することが多いです。ただ、インターネットの学習ツールを使って独学で勉強する生徒もいたり予備校や塾に通ったりする生徒もいたりして大学受験をして合格してくる生徒もいます。しかも、関西だと私立大学だと関関同立、産近甲龍、国立大学だと神戸大学に合格した生徒もいました。

正社員で就職

→以前よりも減ってきているのですが、学校の進路経由の求人で応募して正社員で働くというパターンもあります。但し、高校生宛ての求人は大卒よりも少なく定時制・通信制高校になると工業高校とは違い、飲食、運送、建設業関係の仕事で営業や現場になる傾向にあります。事務職の求人もたまにありますが、凄まじい倍率であるのでなかなか難しかったりもします。

フリーター(アルバイトも含め)

→人によって様々な理由(大学や専門学校に行くためにお金を貯めるや海外に留学するため)があるので一概には言えませんが最近では正社員で就職よりもフリーターになる選択肢を選ぶ人もいます。ただ、楽だからや友達がやっているかという理由でフリーター(アルバイトも含め)を選ぶ人もいます。この場合にはモチベーションが低くなっている危険性があり数か月1社で続かないどころか様々な会社を1年以内で渡り歩き、最終的に生きている意味を見出せず引きこもりになる危険性があります。あと、定時制・通信制高校に限らず普通科の高校卒業後にフリーターの期間が長く正社員になろうとすると難しい傾向にあります(特殊技能特殊能力を持っている場合もあります)。

定時制・通信制高校の卒業後進路で成功しているのは特殊?

→学校の入学案内とかみると定時制・通信制高校の卒業後進路で成功(そもそも、成功の定義が曖昧ですいません)してキラキラしている人がいるのですが、こういう人って特殊なのっていう疑問を持つ人も多いのではないのかと思います。ただ、定時制・通信制高校の説明会に行っても分からない部分ではあるので実際どうなっているのかについて説明します。実際のところ大きく分けると2パターンあります。

元から賢いパターン

→これは定時制・通信制高校に限らず普通科でもどこでもあるのですが、めちゃくちゃ勉強ができ偏差値で言えば60くらいあるのに偏差値50くらいの高校にいるパターンです。この場合はいろいろありますが、家から学校が近かったり、指定校推薦入試が取れたり、みんなが知っているような企業に就職できたりなど実に様々な狙いがあったりします。それと、定時制・通信制高校から大学に進学する際には活動をしっかりとしてAO入試で大学受験をするパターンが比較的に多かったりもします。

学校に入ってから賢くなるパターン

→定時制・通信制高校の学校に拘束される時間は普通科高校よりも短い傾向にあります。なので、塾に比較的行きやすかったり、最近だと学習アプリの発展などもあって勉強しようと思えばいくらでも勉強できるのです。その結果、学力が伸びるケースがあります。あとは起業するにしても時間があるのでしやすかったりもします。

まとめ

→定時制・通信制高校の卒業後って人にもよりますが案外普通だったりします。人によってまちまちではあるので自分の頑張り次第でどうにでもなる面があります。なので、定時制・通信制高校がというよりも自分の努力が実は一番大切なのです。逆を返すと、自分で努力ができないとなると実は定時制・通信制高校に性格的には難しいのかもしれません。

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