みなさん こんにちは
この時期になると高校生というのは中だるみという時期に入ります。成績も落ちてくる場合もあります。そして、生徒によってはこの時期から塾や予備校に行こうとします。この塾や予備校に行こうとする気力だけでも実はすごいことなのです。ところが、塾や予備校に行っているが成績が伸びない残念なケースがあったりします。今回は塾や予備校に行っているにも関わらず、成績が伸びないどころか学校の定期テストで欠点をとる理由と対策について書いてみました。
塾や予備校の役割とは
→以前のブログにも書きましたので、そちらを参考にしてもらえるとありがたいのですが、塾や予備校の授業聞いているだけでは成績が残念ながら伸びないのです。しかも、補習塾は話が違うのですが、進学を対象にしている塾や予備校の授業だとある程度の基礎力が必要だったりもします。このブログ記事の塾は進学塾・予備校として書きます。
塾や予備校に行っているが成績が伸びない理由?
→塾や予備校に行っているが成績が残念ながら伸びていないケースは多々あります。その理由って単に頭が悪いとかではなくて、実はやり方だったり、環境が原因だったりすることがあります。また、個人の問題の時もあります。
塾や予備校の授業と自分の実力が合っていない
→高校生にも意外にこういう発想の人がいるのですが、レベルの高い授業をしてくれる塾や予備校に行けば成績が伸びると勘違いしている人がいます。はっきり言いますが、自分のレベルからかけ離れていれば、そもそも塾や予備校の授業が何をしているのか全く分からないなんてことになるのです。当然、塾や予備校の宿題をするのが困難またはできない状況になってしまいます。あと、塾や予備校って授業を聞いている
塾や予備校の拘束時間が長い
→塾や予備校の授業と自分の実力が合っていないと似ている点でもあるのですが、塾や予備校の拘束時間が長くなると予備校や塾の予習・復習もさるながらそもそもの学校の勉強が疎かになっていることが多々あるのです。どっちつかずになってしまった結果、成績が伸びないどころか学校の定期テストで欠点を取ってしまう可能性もあるのです。
塾や予備校が金儲け主義
→最近の塾や予備校って少子化のせいか、やたらめったに授業を勧めてくることがあるらしいのです。その結果、予習・復習よりも塾で授業を受けている時間の方が長いなんてことが平気で起きるのです。はっきり言いますが、塾や予備校の授業を聞いているだけでは残念ながら成績が伸びないのです。やはり、予習や復習を含めた自学自習の時間確保が成績を伸ばすためには大切なのです。あと、こういった塾や予備校が金儲け主義の場合は退塾が意外にも難しかったりするのも特徴です。
競争環境にさらされすぎてストレスになっている
→令和の時代になってもあるみたいなのですが、競争心を身に着けるために塾や予備校で成績の順位を貼り出すところはあります。こういった塾や予備校って成績の順位が上位の時はいいのですが、上位ではなかったり、上位から落ちてしまうと精神的にしんどくなったりするのです。その結果、塾や予備校に行っているにも関わらず、そもそも勉強が嫌いだったり、下手をすれば成績がみるみるうちに落ちていくなんてこともあります。
塾や予備校に行っているが成績が伸びない時にはどう対処すればいいのか?
→塾や予備校に行っているが、成績が伸びない時ってなんらかしらの原因があります。ただ、成長途上だったりするので、判断と見切り・撤退が意外に難しかったりするのです。なので、経験上になりますが、おすすめはまずは6か月から8か月様子をみてみることです。その上で、下記の施策を行うことをおすすめします。
塾や予備校の科目を減らして自分で勉強する時間を確保する
→勉強に限ったことではないのですが、何か物事をするということはやはり時間を確保して行うのが一番よかったりします。なので、だいたいでいいので一度、1週間のスケジュールを書いてみてください。すると、意外にも予習や復習をする時間がないかもしれないですし、塾や予備校の授業をとりすぎているなどの何かの気づきが出てきます。その際には塾や予備校の科目を減らして自分で予習や復習も含めて勉強する時間を確保してみましょう。そうすれば、勉強の理解が深まっていきますし、自分が何ができていないのかが分かるようになってきます。
塾や予備校を変えてみる
→入塾して1か月で成果が出ないからといって塾や予備校をすぐに変えるのはもったいないですし、塾に行って成果がでるのは半年から人によっては1年近くかかります。何年も塾に通っているのに成果がみられないのであれば、塾や予備校の授業と自分のレベルが合っていない可能性があるので変えるのはありです。
塾や予備校を思い切ってやめてみる
→これは決断力が必要ですが、塾や予備校には性格的に合っている人と合っていないひとが現実的にはいます。ただ、塾や予備校に実際に通わないと自分が塾や予備校に合っているか合っていないかが分からないのです。これまで私がみてきて塾や予備校に合っていない人の特徴としては自分で勉強の仕方を持っていて、成績もそれなりかかなりとれていて、人から教えてもらうよりも自分で勉強するのが好きな人は塾や予備校に合っていない可能性があります。そのようなタイプの人は塾や予備校をやめてみるのはありです。但し、気を付けないといけないのは、人によって違うのですが、塾や予備校を辞めるタイミングって一歩間違えるとめちゃくちゃ危険だったりしますので、注意が必要です。一方で、タイミングを間違わなければ自分の志望校に入れたり出来るのでありです。
まとめ
→ 塾や予備校にお金を払って行っているが成績が伸びないどころか学校の定期テストで欠点をとってしまうのは金銭的にも時間的にももったいないです。その原因として考えられるのは、塾や予備校の授業と自分の実力が合っていなかったり、拘束時間が長かったり、塾や予備校が金儲け主義などの要因があります。あと、塾や予備校は競争に常にさらされますので、ストレスを感じることがあります。なので、塾や予備校に行っているが成績が伸びない時にはまずは自分で1週間のだいたいのスケジュールを書いてみて、振り返りをしてみてください。その後、塾や予備校を変えてみたり、場合によっては塾や予備校を思い切ってやめるのもありです。ただ、タイミングが大切だったりしますので、くれぐれも判断には気を付けてください。
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