みなさん こんにちは
最近、とある学校の卒業生に来年から教育実習に母校(自称進学校の高校)に行くのだが、実際に自称進学校の学校の先生ってどんなのかが知りたいと私に聞いてきたのです。私も正直に言うと答える気はなかったのですが、自称進学校の先生って賢いイメージがあって不安だからどうしても聞きたいみたいだったので、私が答えると、これ知ってたら進路も変わったのになと言い出したので、もしかすると、みなさんにも役立つかなと思って書いてみようと思います。
自称進学校(高校)の先生の学歴について
これは地域や学校によっても違うので、一概には言うことができません。ただ、これまでに私が経験してきた高校だとこのように3つの層に分かれています。くれぐれも言っておきますが、先生によっても違いますので一概には言えません。正直に言うと、私がたまたまそうだった可能性もありますので、閲覧には注意してください。
60歳以上の再雇用の先生
→ 60歳以上の時代の高校の先生というのは仕事に人気もあってなのか、全体的に高偏差値帯出身の先生が多いです。大阪だと京都大学、大阪大学、神戸大学、大阪市立大学がメインで大阪府立大学や大阪教育大学、関関同立の先生、その他が少しいるような感じです。めちゃくちゃレアですが、民間企業出身の先生もいます。
30歳代後半から50歳代
→ 大阪だと、この年齢層になると、高偏差値帯大学出身の先生が減ってきて、大阪教育大学出身の先生が増えてきます。また、関関同立出身の先生や産近甲龍の先生が増えてきます。民間企業出身の先生も少しいます。あまり馴染みのない名前の大学の先生もちらほらいます。
20歳代
→ 大阪だとなぜか地方大学の先生が増えます。大阪教育大や産近甲龍のが出身の先生は一定数いますが、高偏差値大学出身の先生や関関同立出身の先生が激減します。民間企業出身の先生はほぼいません。その代わりに、あまり馴染みのない名前の大学出身の先生が増えます。あと、大学の一般入試を受験したことがない先生も増えています。
自称進学校の先生について
→ これも先生や地域性によって異なる部分ではあるので、何とも言えませんが、私の経験を交えて説明します。
85%以上の先生は教職経験のみ
→ はっきり言いますが、よくも悪くも学校にいる大半の先生は教職経験しかありません。なので、実際の会社がどうなっているのかとか業界がどうなっているのかやどのように働いているのかについては本、雑誌、インターネットで学びます。実は、そのような先生たちが学校では進路指導部で就職や進学の進路の指導をしています。あと、自称進学校では先生によっては同じ学校に10年やめちゃくちゃ長い人だと20年を超えている先生もいます。しかも、転勤はなぜか自称進学校か進学校になることが多いので、学力の低い生徒を受け持った経験がほぼありません。
就職経験者は大概は塾または予備校
→ 確かに、就職経験者の先生もいますが、多くは塾または予備校という教育産業で教えてきた人が学校の先生では大半を占めます。教育業界(塾、予備校)の勤務・組織体系は学校業界とかなり似ています。教育業界以外の民間企業の出身の先生はめちゃくちゃレアだったりします。
自称進学校の先生の性格について
→ 自称進学校の先生の学歴ってめちゃくちゃ凄いわけではないということは上記で書いたのですが、自称進学校の先生の性格についても説明しようと思います。
根性で乗り切る
→ 自称進学校にいる先生たちが高校生の時に学校の先生から根性と教え込まれてきたせいか、生徒たちにも根性で勉強を乗り切らせようとする先生が多いです。その結果、エンドレス追試、夏休み、冬休み、春休みがほぼない強制的な補習に至るおそれがあります。ただ、令和の時代にはこのやり方は合っておらず生徒はバテテいきます。詳細は別のブログに書いていますのでご確認ください。
合理的に物事を進める
→ 一方で、自称進学校では合理的に物事を進める先生もいます。具体的には、生徒のためにならない無駄な宿題や業務を一切行わないということです。ただ、他の先生から嫌われています。
まとめ
→ 実は、自称進学校の先生って勉強や進路についてあれこれ言ってくるし、会社ってこんなところだよとアドバイスをもらったりすることが多いのですが、先生自身が会社勤めがなかったりするので、案外、本、雑誌、インターネットで学んだもので実際とは異なる可能性があります。また、学校の先生も先生によってまちまちですし、世代によって様々な大学出身の先生もいらっしゃいますし、一般入試を経験せずに推薦入試で大学に入学されている先生もいます。自称進学校の先生って気高く超高学歴と思いがちですが、意外にもそうではないんです。なので、リラックスして自称進学校に通ってもらえればいいんじゃないのかなと思います。
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