みなさん こんにちは
この時期になると私立大学も一般入試も終わり、合格発表の段階に来ているのではないでしょうか。そんな中、とある生徒は第一志望の私立大学の一般入試で補欠合格だったのです。ただ、生徒は悲しんではいないがやる気はあるわけでは宙ぶらりんの状態になってしまっていたのです。
そもそも、一般入試の私立大学補欠合格とは？
→ 私立大学大学入試に合格した受験者が、入学を辞退した場合に代わりに合格となることです。どういう時に入学を辞退するのかというと、他の第一志望校に合格したや国立大学、公立大学に合格したときです。あと、海外の大学に合格したときもこれに当てはまります。なので、辞退者が出てこないと補欠合格から繰り上げて合格にならないのです。
一般入試の私立大学補欠合格から合格になることはあるの？
→ これも大学によって違いますし、補欠合格から合格になる基準も大学によっても違います。一般的には本番の入試の点数の高い順とされていますが、私がこれまで見てきた生徒の中で補欠合格から合格になった生徒の特徴は下記のとおりです。
- 他の受験生よりも受験回数が多い、
- 特定の科目（文系だと英語か数学、理系だと英語）の点数が他の受験生よりも高い
- 社会人を経験してから受験していて、大学に出願のことや研究のことで相談に行っている
要は、大学にもよりますが、熱意があると案外補欠合格から合格になることはあります、補欠合格の発表日程は大学ごとに決まっていることが多いのですが、３月の末に補欠合格から合格になることが多いのです。実は偏差値の高い難関私立大学の方が補欠合格がとれることが意外にも多いのです。というのは、偏差値の高い難関私立大学の受験生は難関国立大学・公立大学を併願していることが多いですし、偏差値の高い難関私立大学にそもそも通う気がない人が意外にもいます。なので、補欠合格が偏差値の高い難関私立大学のほうが合格になる可能性は高まります。
一般入試の私立大学補欠合格になった時にしておくべきこと
これ以外にもあるとは思いますが、私がこれまでの生徒をみていた経験談を基に書いてみようと思います。
家で勉強をせずに学校や予備校・塾などの外で勉強をする
→こういう補欠合格の時に勉強しなさいって言われても、合格しているか不合格しているかどうかが分からないので、結果が知りたいという気持ちからなかなか家で勉強をするのが難しいのです。私もこのような生徒を受け持っていたことがあるし、こういう生徒の立場に立てば分かるのですが、家で勉強するのが難しい場合は学校や予備校・塾などの自宅以外の場所で勉強することをお勧めします。そうすれば、他人との競争心が煽られ、勉強に火がつきます。ちなみに、この生徒は補欠合格から合格に最終的になりました。
他の大学の後期日程を受験できないのかを視野にいれる
→私立大学の場合、大学によっては後期日程があったりします。関西だと立命館大学、龍谷大学など。後期日程って難しいとよく言われるのですが、実はめちゃくちゃ頭のいい人は国立大学・公立大学・私立大学に行きます。ただ、この時期になると怠惰にどうしてもなってきますし、勉強をしなかったら能力が鈍化していきます。なので、しっかりと勉強しておくと意外にも私立大学の後期日程で逆転合格がとれることがあります。
友人と遊ぶことやアルバイトは一旦やめる
→補欠合格という合格か不合格か明確でないせいか、この時期になるとやけくそになって友人と遊んだりアルバイトを始めたりします。他の大学の合格があるなら他の大学でも全然いいとは思うのですが、悔いのないようにしておいて欲しいのです。個人的には友人と遊ぶことやアルバイトは一旦やめて勉強をすることをお勧めします。お金はかかることではありますが、個人的には後期日程は可能性があるなら受験してほしいと思っています。後期日程を受験しなかったら何年か後に後悔することになるかもしれないので、後悔しないようにしておきましょう。ちなみに、私と同じ年で遊ばずに私立大学の後期日程を受験しておけば浪人していなかったと未だに後悔している人がいます。
まとめ
→大学にもよりますが、補欠合格から合格になることはありますが100%保証されていることではないのでしっかりと最後まで勉強を続けていく必要はあります。ただ、合格か不合格か分からない不安な心情であることもあり、自宅で勉強することは難しいので、学校や塾など家以外の場所で勉強することを強くお勧めします。お金がかかることなので大変な気持ちは分かるのですが、できれば私立大学の後期日程があれば後期日程を個人的には受験してほしいです。くれぐれも後悔のないようにお願いします。
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