現役生進路保護者文理分け大学入試進学校生徒高校

[高校1年生]文理分け(文系、理系)でお子様ともめてしまった時にすること

みなさん おはようございます。
この時期になると高校1年生では早いもので文理分けの書類を提出する時期になります。そんな時に、文理分けでお子様ともめるなんてことが起きますし、担任の先生は何十人もの生徒を受け持っているので、一人一人に対応することは困難です。今回は文理分けでお子様と文系、理系でもめた時にどのようにすればいいのかを私の過去の生徒の経験を踏まえながら書いてみようと思います。もちろん、全てのお子様に当てはまるとは限りませんので参考にしていただければ幸いです。

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文理分けも含めた進路決定はあくまでもお子様が主体なのが現実

→ 上手な表現が思いつかないのですが、家系が素晴らしい(保護者の方が医者、公認会計士など)保護者の方に多い気がするのですが、息子さんや娘さんに将来医者や公認会計士になるんだから、進路はこれにしなさいという子どもに言う方がいます。これって、保護者の方自身の進路やこどもが納得してこの進路に進んでくれれば何も問題がないのですが、こどもがそれは自分の進路じゃないと言って保護者に向かって反発することがあります。しかも、こういったお子様って自分の中で自分の進路を既に持っていたりします。なので、実は保護者の方がお子様に進路を強制するのは現実問題難しいのです。

保護者の方がお子様に進路を強制した結果がこれ(あくまでも事例です)

→ そんな中でも、保護者がに進路(看護学部)をお子様に強制し、お子様が反発した結果、どんなことが学校で起きたのかについて書いてみました。それは、学校の授業(英語だけでもなく、他の授業でも)で無気力になり寝るようになってしまい、成績もみるみるうちに下がってしまいました。ちなみに、この生徒はB社の模試で高校3年生の4月に偏差値で言うと総合が68だったのに、進路でもめてから夏の模試で偏差値は50を下回るようになりました。もちろん、保護者の方はこの数字に焦ってか、塾に入れたみたいなのですが、塾でも無気力でした。大学入試も共通テストだけ受けましたが、成績は厳しいものでした。ちなみに、この生徒は高校生の時からミュージシャンを目指していてそれに向けて頑張っていたので、実は看護には興味もなかったのです。そして、高校卒業後には保護者の意向とは違うミュージシャンの道に自分で進んだと聞きました。本人は高校生の時よりも生き生きしていましたし、一生懸命でした。

保護者の方の方向性とお子様の進路の方向性が違うかったがすり合わせができた例

→ 保護者の方がお子様に進路を強制した結果、こどもが反発してしまうことがあるという事例がありましたが、逆にお子様(理系の研究者)と保護者(家を継ぐ)の方で進路をすり合わせて上手くいったパターンもありました。それは、なぜ、お子様にこの道に進んで欲しいのか、この道に進めばどんなメリットがあるのかを何度も何度も時間を空けてお話をされていました。加えて、お子様の進路を否定せずにサブで挑戦してほしいということを丁寧にお話されていました。すると、だんだん、お子様が保護者の方向に興味、関心をもち、進路も保護者の方向に近い形で収まりました。

まとめ

進路というのは本当に時間がかかりますし、人対人のことですので感情というものが入ってきます。ただ1つ言えることは、保護者の方がお子様に進路を強制すると反発してくる可能性が高まります。たとえ、反発して来なくてもやる気をなくしたりすることもあるのです。

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