進路高校専門学校

[分からない人向け]専門学校への進学について分かりやすく書いてみた

最近、とある生徒から「大学に学力がしんどくて厳しいから、専門学校にします」と言ってきました。思わず、「専門学校で何するの」と聞いてみると、試験簡単やしあとで何とか決めますとその生徒は言うのです。はっきり言いますが、専門学校って入るのが簡単かもしれませんが、専門のことを専門学校在学中にし、大学と違って転学するのが難しいので、目標を持たずに入ると危険なのです。そこで、今回は分かりやすく専門学校について簡単に分かりやすく書いてみました。

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専門学校とは

簡単に言うと専修学校の中で専門課程がある学校が世間でいう専門学校と呼ばれています。実は専門学校には3課程あります。

専門課程

これが専門学校と呼ばれる学校です。入学資格が高等学校卒業以上です。

高等課程

中学校卒業以上が入学資格です。学科の種類によっては高校卒業者も入学します。最近では高等専修学校と呼ばれたりすることもあります。

一般課程

入学資格は学歴・年齢を問わず、生涯学習の場として利用されています。

専門学校の認可校と無認可校?

簡単に言うと、都道府県知事の認可を受けた専門学校を認可校といい、認可を受けていない学校を無認可校と言います。

認可校と無認可校の違い

無認可校は学校名に「専門学校」という名称を使うことができないため、学校名に専門学校という言葉が入っていれば認可校の可能性は高いです。但し、学校名では見分けれないこともありますので、詳細は学校の先生に確認しましょう。ただ、今回は認可校で受けられることを書いてみようと思います(ちなみに、無認可校では受けれません)。

  1. 学生割引を受けれる
  2. 専門学校の学生は学割が使えるので、通学定期の出費が抑えられます。

  3. 公的な奨学金が利用できる
  4. 専門学校の学生は日本学生支援機構奨学金など、公的な奨学金が使えます。

  5. 学校倒産時に行政上の救済措置が指導される
  6. 専門学校が経営破綻した際に、在学中の学生に関しては受け皿になる他の専門学校を探すよう指導が入る。

  7. 学歴として履歴書に記入できる
  8. 専門学校卒業は学歴となり、履歴書に記入ができます。

専門学校における専門士と高度専門士の違い

専門士とは

卒業するのに2年以上、卒業に必要な総授業数は1,700時間、試験などによる成績評価に基づいて認定を行っている。
専門士を持っていれば大学に3年次編入(場合によっては2年次編入)に編入学ができます。

高度専門士

卒業するのに4年以上、卒業に必要な総授業数は3,400時間、試験などによる成績評価に基づいて認定を行っている。
高度専門士の称号は大学学部卒業と同等に扱われるので、日本の大学院に進学は可能。(海外の場合は相手方の評価による)

専門学校に通うメリットとデメリットとは

メリットは職業につくために特化した実習中心のカリキュラムが特徴的です。
デメリットは自分の興味や関心と合わないとなった時に、他の学校に移るのが困難。

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