みなさんこんにちは
最近こんな記事を書いたのですが、
今回は、学校推薦選抜型入試に選ばれる人の特徴を指定校推薦に絞って分かりやすくまとめました。
高校が考える指定校推薦入試の前提
高校にもよるのですが、国立大学を目指さない生徒で成績がよく、きちんと授業料を払って4年で卒業できる生徒を高校は上位の大学に推薦する傾向にあります。更に、目移りしない性格の生徒を指定校推薦で学校は推薦したいと思っています。その上で、どの大学にも指定校推薦入試を希望する生徒を割り振り、指定校の枠がなるべく余らないようにします。というのは、あまり指定校推薦入試の枠を余らせることを何年もすると、指定校推薦の枠を大学から打ち切られることもあります。
どんな生徒が指定校推薦入試に実際選ばれるのか?
国立・公立大学は受験しなくて、評定平均値が高い生徒
これは分かりやすいのですが、国立・公立大学を受験する生徒には指定校推薦入試を受けさせることはしません。なぜなら、指定校推薦入試で合格すると、その大学に入学しないといけないからです。あと、評定平均値が高い生徒は指定校先の大学との関係を維持するために推薦する傾向にあります。
欠席回数が少ない生徒
これも大事なのですが、欠席回数が多いと指定校推薦入試に推薦される可能性が減ります。だいたい目安は3年間で欠席日数(出席停止、公欠、忌引きは除く)が10日以内です(高校にもよりますので、分からない人は高校に確認してみてください)。1年間で3日以内の欠席だという認識だと思います。但し、指定校推薦入試の枠が余っている場合には欠席日数を上手く取り扱い、生徒が希望するなら指定校推薦入試を受けさせることもあります。
部活または課外活動をしている生徒(学校内、学校外)
部活または課外活動をしている生徒は推薦書類や調査書が書きやすいという観点から指定校推薦入試に選ばれる可能性が上がります。あと、部活で大会で素晴らしい結果を残している顧問の先生は指定校推薦入試でも口を出すことにより指定校推薦入試で有利になることも少しあります(あまりにも成績が悪いのはダメです)。それと、学校外で課外活動をしている場合には必ず担任の先生に言っておきましょう。というのは、担任の先生も全員のことが把握できているわけではないのですし、指定校推薦入試の枠の争奪戦になった時に学校外での課外活動が効くこともあります。
担任、進路の先生、クラブ顧問や学年主任の先生に好かれている生徒
これもあるあるなのですが、担任、進路の先生、クラブ顧問や学年主任の先生に好かれている生徒は指定校推薦入試に選ばれる傾向にあります。
私立高校に多いのだが、保護者の寄付金が明らかに多く、理事の方々や管理職に気に入られている生徒。
保護者の寄付金が3桁、4桁万円の場合があります。その場合は理事の方々や管理職に気に入られているという場合もあり、指定校推薦入試に選ばれる可能性は高まります。
指定校推薦入試に選ばれるために何をすればいいのか
まずは、定期テストで高得点をとり評定平均値を上げ、欠席回数を少なくすることが大切です。その上で、下記のことをしてもらうといいかもしれません。
指定校推薦入試に対する熱心さを先生にアピールする
指定校推薦を受ける生徒のみなさんは色々な先生に、「私、指定校推薦で大学を受けたいのですが」と相談してみてください。そしてその際に、先生から「なんで、受けたいの?」って理由を聞かれます。その時には面倒がらずに理由(ヒントは他大学と比較して言う)をすんなりいえるようにしておきましょう。そうすれば、先生方から「熱心」という称号をいただき、先生方は変な成績もつけづらくなり、高校内で指定校推薦入試の生徒に選ばれる可能性が飛躍的に上がります。そうすれば、指定校推薦入試は合格する確率が格段に上がります!
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