最近、他の先生の進路希望調査用紙をみていると、進路希望調査の部分に保護者欄を書く様式を使っているみたいなんです。私の場合は保護者欄はあえて作らず、何かコメントがあればコメントくださいという形にしています。というのは、保護者の人お仕事で忙しいので時間がないと思っていますので最低限の記入をお願いしています。ただ、私も進路希望調査の保護者欄にはいったい何を書けばいいのかを気になったので、他の先生とお話した内容を書いてみようと思います。高校によっても考え方が違うので、あくまでも一例です。
奨学金や特待生情報が欲しい
→大学や専門学校って1年目の学費が高いです。家庭によっては金銭面のこともあって、奨学金を借りないといけないこともあります。その時にその高校の卒業生が使っている主要な奨学金の説明を受けておくと、後に自分で奨学金を調べた時に理解が早くなります。たまに、大学・専門学校の独自奨学金(全額、半額)が高校にだけ来ている場合もあります。ちなみに、世の中には結構な数の奨学金がありますので、自分で最終的には調べることをお勧めします。あと、世の中には学費部分を一切払わなくていい特待生と言う制度もあります。こういった情報も聞いておくと、後に自分で調べた時に理解が早まります。
指定校推薦やAO入試の情報が欲しい
→ 指定校推薦入試やAO入試を受験する予定があるなら、指定校推薦やAO入試の情報が欲しいを書くことをおすすめします。というのは、このような情報は各高校によって方針が全然違います。例えば、A大学をA高校から指定校推薦で行くのと、A大学にB高校から指定校推薦で行くのとで求められる評定平均値が変わってきます。
あと、こういうことを書くと、先生によっては卒業生の進路データを用意してくれることもあります。
特になければなくていい
これ、意外だったのですが、保護者欄はなければ何も書かなくていいのです。ただ、空白で提出すると、娘さん、息子さんが保護者に進路希望調査を見せていないことになりますので、確認しましたの一言で構わないのです。何が言いたいのかと言えば、もし、何か質問があれば書いておいてねという意味です。教員側も保護者欄は気にしておらず、どのような進路に進むのかを気にしていますので。
まとめ
進路希望調査の保護者欄の書き方は各学校によって違うのですが、私の学校の例で書きました。保護者欄に関しては情報収集の糸口にしてもらったらいいのではないのかなと思っていますし、何もなければ特になしや確認しましただけでも構いません。それよりも、必ず進路希望調査は期限内に出すようにしてください。そうじゃないと、提出物がちゃんとできない生徒で最悪の場合指定校推薦に推薦してもらえなくなりますので。
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