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短大・専門学校の選び方について教員が正しく暴露した!

以前にこのブログでは高校卒業後に相当な覚悟がないと短大・専門学校に行くことをおすすめしないというブログ記事をアップしました。今回は学校の先生が知っていてもなかなか教えてくれない短大・専門学校って様々ある中で自分に合っている短大・専門学校の選び方についてまとめました。

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短大・専門学校の選びをしっかりとしないとどうなるのか?

→短大・専門学校選びをしないとのちにこんなはずではなかったのにということが起きてしまいます。詳細は以前のブログ記事に載せていますのでそちらを参考にすればいいと思います。

短大・専門学校をどのような基準で選ぶのか?

→短大・専門学校は学校数が多いのはさながら、大学以上に様々な学科があります。加えて、大学とは違い短大・専門学校は教養科目が少なく専門的なことを学ぶので、合わないとなると我慢することになったり退学につながる可能性があるのです。そうは言っても短大・専門学校をどのような基準で選べばいいのかという基準も人によって変わるので明確にあるわけではないのです。今回は短大・専門学校の選ぶ時にはこういうところを見た方がいいよというポイントに絞って説明します。

講師の構成

→講師の構成ってなんだろうと思われた人も多いのではないでしょうか。分野によって大きく異なる面があるのですが、短大・専門学校の講師の先生って常勤の先生で行われていることが多いと思われがちなのですが、実はそうじゃなかったりします。例えば、私が知っているAという専門学校はイラストや漫画なのに常勤の先生で指導できる先生がほぼおらず、非常勤の先生頼みになっているのです。しかも、人気講師で非常勤の場合だと待遇のいいところに移る危険性があるので次の年に異動してしまい、自分が入学した時には習えなかったなんてこともあります。

学費

→分野によっても全然違うのですが、短大・専門学校って公立と私立があるのですが全然費用が違うかったりします。公立は学費が安いのですが、私立だと学費が高く下手をすれば4年制大学並みにかかってしまうことがあるのです。のちに後悔しないためにしっかりと確認しておきましょう。

学校のサポート

→コロナ前とは違いコロナ後の学校は働き方改革が進んでいます。学校にもよるのですが、学校で課題をする時間が限られていることがあります。なので、事前に学校にどのくらい残れるのかを確認するのが大切だったりします。学校によっては居残りができないなんてこともあります。あと、先生に質問がどのくらいできるのかを確認しておくと学校の状況が分かります。自主学習が前提かどうかがわかり何か分からなかった時に聞ける体制にあるかが分かります。

学生のレベル

→これも何を専攻するのかやどんな専門学校に行くのかによって違うので一概には言えませんが、学生のレベルを知っておくとその学校の状況がおおよそ分かったりします。私も驚いたのですが、とある専門学校では学生が授業中に寝たりスマホを触るのは当然だったりするのですが、友人同士で喋ったりして他人の勉強の邪魔をしていました。先生も起きていることに注意していなかったので、学生も学生だけど先生も先生みたいなことになってしまっていました。このような劣悪な環境だと自分が学びたいことでも学べないという矛盾した事態に陥ってしまいますし、これだと本末転倒になってしまいます。

就職率

→就職率90%以上という広告を目にしたことがある人も多いとは思うのですが、何をもっての就職率かが非常に大切だったりします。というのは、学校全体学生数に対する内定率なのか、就職希望者によるうちの就職が決まった人数なのかによって話が違ってきたりします。あと、たまにあるのですが就職率を企業秘密なのでという短大・専門学校は情報を開示できない就職率だと思ってほぼほぼ間違いないです。短大・専門学校の場合ですが就職率を見る際にはどういうところにどんな職種で就職したのかも確認した方がいいです。というのは、就職率90%以上と謳っていても最近多いのが短大・専門学校の専攻と全然違う就職をしている学生が多い学校もあります。

大学の2年次、3年次編入ができるかどうか?

→大学の2年次、3年次編をしたい人向けになります。専門学校や分野にもよりますが、大学によっては2年次、3年次編入を受け入れたりします。短大・専門学校に編入実績があれば2年次、3年次編入はできる可能性があります。その際に短大・専門学校で英語、中国語、フランス語、ドイツ語などを含めた教養科目を履修すると単位の互換ができ編入してからでも少ない単位数の履修で済む可能性があります。短大・専門学校によっては放送大学の授業をとることで単位の読み替えがある場合にもあります。短大・専門学校によって編入へのスタンスは違いますのでオープンキャンパスで確認することをおすすめします。

まとめ

→高校ではあまり指導されることが少ないのですが、短大・専門学校は入学が4年制大学よりも入学しやすいのですが、将来の方向性をある程度選んで入学しないと卒業時にこんなはずではなかったということになりかねないのです。なので、短大・専門学校の選び方は非常に大切だったりします。短大・専門学校の選び方は人にもよるので一概には言えませんが、就職率はもちろん講師の構成、学校のサポート体制だったりと確認しておくべきことは多岐にわたります。

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