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芸術系、美術系の設置されている高校の卒業後の進路について美大、芸大、専門学校も含めリアルに語った

みなさん こんにちは
かずきです。
実は、私は校種が変わって。大学・短大、専門学校のカテゴリーにいますし、私もそのような学校の美術のあるところで教鞭をとっています。その中で、実際に大学・短大、専門学校のある高校の先生とお話をする機会があるのですが、進路が特殊だったりもするので今回はそのような部分を書いてみようと思います。

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芸術系、美術系のある高校とは?

→平たく言えば、普通科ではない高校です。高校にもより名称も異なったりもしますがイメージがつきにくい部分であるのですが、美術科、デザイン科、造形科という学科の名前がついていることが多いです。あと、こういった高校は学校によっては工業的な要素もあったりしますし特色も全然違うので一概には言えませんし進路も多種多様なので言えないのですが、中学校の時に美術が5段階評価の成績で4か5で、美術は得意な生徒が多いのが特徴です。今回、このブログでも名称も含めどのように扱えば良いのか分からない部分もあったのですが、芸術系、美術系高校という名前で書いていきます。

芸術系、美術系のある高校でどんなことをしている?

→簡単なイメージは工業高校をイメージをしていただければと思います。具体的には、英語、数学、国語などの科目を習うというよりは芸術や美術科目を中心に学んでいくことになります。なので、中学校の時に美術が得意でも芸術系、美術系高校でも普通ということは多々あります。学校にもよりますが数学は数学1までというカリキュラムになっていることがあります。

芸術系、美術系高校卒業後の進路とは?

→これは学校によっても全然違うので一概には言えないのですが、芸術系、美術系高校卒業後の進路とは就職、大学、専門学校進学なのですが専攻によっても方向性が実に多種多様なのです。今回は一般の方がが読者と想定して大まかなところで書いてみます。このブログでは芸術系、美術系にはデザイン系も入っていますことをご了承ください。ちなみに、私が見た限りだと、芸術系、美術系高校の就職や進学(特に指定校系)は先生のツテが強いこともあります。

大学進学

→最近、増えているのが大学進学です。というのは、企業の芸術系、美術系(デザイン系も含め)の求人も大卒ではなくてもと言いつつ、大卒なら大卒で採用という面があります。高校生も大卒資格を求めている傾向が年々強くなってきています。芸術系、美術系のある高校って芸大や美大に進学のイメージがあるのかもしれませんが、そういう高校生ばかりでもなく普通に大学の看護学部や経済学部に進学することもあります。芸術系、美術系の大学に進むとポートフォリオ制作や入試科目の勉強する必要がありますし、看護学部や経済学部に進学するなら国語、数学、英語、理科、社会などをしっかりと勉強する必要があります。しかも、芸術系、美術系高校は芸術系、美術系に特化しているので、大学入試に向けての勉強が難しかったりもします。

専門学校・短大

→最近少しずつ減ってはきているのですが、高校卒業後に専門学校・短大で芸術系、美術(デザインも含め)を学んでその後企業に就職するパターンもあります。頑張り次第ではかなり人気企業に入社することもできます。ただ、結構専門学校・短大は授業も多くアルバイトをしたりもすると忙しいのでかなり大変だったりもします。ちなみに、芸術系、美術系の専門学校・短大は年齢も若く技術がつくこともあるので高卒後の就職が結構よかったりします。

就職

→高校卒業後に就職するというパターンもあります。自分で自ら就職にいくパターンもありますが学校や先生から紹介されることもあります。大学・短大、専門学校の指定校推薦みたいな会社版があったりもします。分野にもよるかもしれませんが、高校卒業の美術・芸術の中でもデザイン系は就職がよいほうです。ただ、AIの発展によってか時代の流れか美術、芸術を生かして就職となるとコロナ後は特に難易度が高かったりします(個人的には、建築、3D、WEBが就職するならお勧めです)し、美術・芸術の募集があっても高倍率になってしまっています。芸術系、美術系の就職は努力に加えて実力がものをいう世界なので能力や才能がなければ厳しく営業職になってしまうこともあります。

起業(フリーランスも含め)

→最近ではインターネットサービスの普及により卒業後に起業したりフリーランスになる生徒もいます。ただ、技術や腕がよくても収入が最初は安定しないこともあるので、何年間か企業に勤務してからの起業になることが多いです。

芸術系、美術系高校卒業後に就職するそれとも大学卒業後に就職するのどっちがいいの?

→芸術系、美術系高校卒業後に就職するのどちらがいいのかという質問があると思います。この質問に関しては芸術系、美術系高校の中でも美術、プロダクト、芸術なのか具体的に何を専門にしているのかによって全然違います。美術を例にすれば、大学卒業だと大手デザイン事務所だと採用が厳しかったりします。会社名(プライム上場)は言えませんが、様々な専門課程のある高校と高専に学校に求人を出しているのに、大卒だと東京芸術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京大学、京都大学、大阪大学にしか大学に求人を出していないなんてこともあります。なので、専攻分野や人によって異なりますが、みんなが知っているような超大手企業(プライム上場)に就職を目指すのであれば実は高卒のほうがよかったりもします。ただ、時代の流れもありデザインの枠が常にあるわけではないので注意は必要です。

まとめ

→芸術系、美術系の設置されている高校の進路は人によって専攻している者もそれぞれなので一概には言えません。なので、私も書くのが正直言えば難しかったです。ただ、何を目指すのかによって進むべき進路も全然変わってきます。目指す進路によっては大卒が絶対的にいいわけでもないのです。詳細は担任の先生に聞くのもよし、みんなの副担任に聞いてもらっても大丈夫です。

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