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学校の教科書だけで大学受験して合格することは可能なのかについて書いてみた

最近、生徒からこの高校は[自称]進学校やし、学校の教科書ばっかりで入試問題も特段にしないから大学受験なんて無理ゲーっていう生徒が何人もいたのです。私もこの生徒の意見が当たっている部分もありますし、この[自称]進学校から抜け出すために私も補習を開催したり、個別指導をして何とかギャップを埋めようと努力しているのです。ただ、私の中では、自分で勉強を進めていけば全然可能性もあるのになと思ったりもしますし、若さってなんだかんだ言っても武器なんだよなって思っちゃいます。今回は高校の教科書と高校の授業だけで大学に進学することは可能なのかについて考えてみます。高校の授業に関しては[自称]進学校を実例にしてみます。

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学校の教科書ってそもそも大学進学に対応しているのか?

→とあるインターネット系のサイトだと、学校の教科書だと大学受験に対応できないとか書かれていたりするのですが、これを鵜呑みにして、自分で独自の勉強を展開している生徒がいたりします。今回は、私の受け持っている英語や他の教科を受け持っている先生の情報をもとにそもそも教科書って大学進学に対応しているかについて書いてみます。

基本的には学校の教科書は大学受験に対応している

→生徒によくいわれるのですが、学校の教科書ってそもそも大学進学に対応しているのかという質問ですが、学校の教科書は大学受験に基礎・基本の部分で対応しています。ただ、気を付けないといけないのは、特に大学受験における英語とか数学とかは積み重ねで普段からの努力が必要なので、実は高校1年生や高校2年生の内容も非常に大切だったりしますし、しっかりとした内容の理解も求められます。なので、塾に行かなくても

難関大学受験者は学校の教科書に+指導書の内容

→但し、難関大学と呼ばれている大学は教科書の内容がしっかりとできているのが前提で入試問題が出題されます。しかも、この教科書の内容というのが教科書に書かれていること(脚注も含めて)だけでなく、教科書の指導書(参考書)に書かれていることも含まれていることがあります。なので、難関大学に関しては教科書の範囲ではあるのですが、指導書レベルも含めてなので教科書に載っていないなんてこともあります。あと、共通テストを除いて基本的には各大学で入試問題というのは作られますし、各大学の問題傾向(クセ)というのがあります。過去問で慣れる必要があります。簡単に言えば、トレーニングみたいに練習が必要です。それと、難関大学は基本的に難しいことを問うのではなく、難しいようにみえています。

[自称]進学校の授業は大学進学向けの授業になっているのか?

→ [自称]進学校って大学受験で大学を目指すのだから、当然大学進学向けの授業になっていると思っている人は多いのではないでしょうか。学校組織がしっかりとすれば意志の統一はできるかもしれませんが、組織がしっかりとしていないことが多いです。[自称]進学校の授業って実は各教科担当の先生の裁量に委ねられていたりします。今回は、[自称]進学校の先生の大学受験の考え方って2種類あると思っていて、この2種類の考え方について語ってみます。

先生が大学受験を視野にいれていれば大学進学向けの授業になる

→学校の先生が大学受験も視野にいれていれば、授業が大学受験対応になっていきます。なので、教科書の内容を深く授業したり、教科書を早く終わらせたり、補助プリントを入れたりしていきます。また、教科によっては授業だけでなく、補習を放課後や夏休み、冬休みに行ったりしてくれます。最近だと、放課後に予備校の先生が来てくれて授業をしてくれることもあります。

先生が大学進学を視野に入れていなければ大学進学向けの授業にならない

→理由は様々ではあるのですが、先生が学校のことを[自称]進学校で大学受験を意識していなかったり、先生が部活や担任業務で忙しかったり、病気持ちだったりすると、学年で大学受験を視野にいれていないと大学受験を考えられなくなったのです。その結果、先生が教科書を通り一遍に終わらせるだけになってしまうことになってしまうのです。社会とかだと途中までしか授業で進めれないので、大学受験に間に合わせようとすると自分で独学を進めていく必要が出てくることもあります。

先生が自分の好きなことを教える先生だと大学進学向けの授業にならない

→高校の先生に意外に多いのですが、先生の好きな部分や教えたい部分だけ生徒に教える先生がいるのですが、こういう授業って聞いている生徒は非常に楽しかったりします。ところが、受験する大学にもよりますが、大学受験って非常に幅広いところから出てくるのです。なので、先生の好きな部分や教えたい部分だけを教えていると、それ以外の部分は自分で勉強しなくてはいけなくなります。

まとめ

→受験する大学にもよりますが学校の教科書だけで大学受験して合格することは可能です。但し、指導書にしか載っていない項目もあるので、参考書などを使って自分で勉強する必要があります。大学入試は共通テストを除いて、各大学で作ることになるので傾向と対策が違うことがありますので、過去問など(周辺大学も含め)を使って問題演習をしっかりとしておきましょう。あと、授業に関しては学校の体制だったり教科担当者によりけりなので一概には言えませんが様子をみて場合によっては自力で勉強する必要も出てくることもあります。

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