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自称進学校で聞く3年0学期と大学受験は団体戦について実例を交えて説明した(高校2年生必読)

みなさん こんにちは
最近、ネットに書き込まれている自称進学校で聞く「3年0学期」や「大学受験は団体戦」という言葉が本当に学校で言われているのかって気になりませんか?私も気になっていたので生徒や先生に聞いてみると、3年0学期と大学受験は団体戦という言葉は実際に自称進学校では使われていることが分かりました(もちろん、地域や学校にもよります)。ちなみに、私は大学受験は個人戦だと思っているので、3年0学期と大学受験は団体戦という言葉は使ったことがありません。

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そもそも自称進学校で聞く3年0学期と大学受験は団体戦の意味は?

自称進学校では結構使われているみたいなのですが、私もあまりこの言葉に馴染みがなかったので簡単に説明をしておきます。ただ、くれぐれも言っている人(先生も含め)たちは生徒の勉強に対してのモチベーションが上がり成績が上がって志望校に合格できればと思っています。なので、悪気があって言っているわけではありません。

高校3年生0学期とは

→ 高校3年生0学期とは3学期制の学校なら高校2年生の3学期、2学期制の学校なら高校2年生の2学期のことを指します。じゃあ、高校2年生の3学期と素直に言えばいいじゃないのかと思う人もいます。この先生たちの考え方は高校3年生の1学期から大学受験の受験勉強をしていては遅くて、高校2年生の3学期から勉強しなくてはならないよという意味で、大学受験を早く意識するためにあえて高校3年生の0学期という言葉を使っているのです。なので、学校にもよりますが、高校3年生0学期になると先生から大学受験に向けての覚悟のお話や卒業生からのお話、学校によっては予備校や塾の先生から大学受験の覚悟というテーマの講演を学校で聞くことになることもあります。

大学受験は団体戦

→ 大学受験は団体戦の意味なのですが、正直私もこの言葉を使ったことがなかったので分からなかったのでネットで調べてみると、同じ志望校の仲間と情報を交換する、クラス全体で勉強する雰囲気を作っていき、協力しあって全員で合格するということです。詳細はこちらにあります。https://progress-study.co.jp/media/exam-team-competition/ 学年通信やHRを見ると確かにって感じです。

高校3年生0学期と大学受験は団体戦の精神が影響している自称進学校の行事は?

→ 高校3年生0学期と大学受験は団体戦を言葉で言うのは先生や生徒の勝手なので周りの人が止めることはできません。ただ、高校3年生0学期と大学受験は団体戦がこんなところにも実は影響したりしてる可能性があります。もちろん、地域や学校にもよりますので一概には言えません。

成績の貼り出し

→ 令和の時代にって思われる人も多いのですが、令和の時代になっても定期テストや模試を含めてあらゆる成績の貼り出しを名前や出席番号順も含めてしている学校があります。それは、大学受験は団体戦で3年0学期から受験勉強はスタートしている意味でやっていると先生たちは言うのです。私個人的には、このような成績の貼り出しは成績の低い生徒のモチベーションを更に下げる危険性があるような気がしますし、実際に授業していて感じます。成績が高い生徒は生徒でその成績を維持しないといけないと思い必死で勉強をしますが、高い成績を維持するのは精神的・体力的に大変だったりします。時には体調不良になったりすることもあるのです。

チームで小テストを競わせ負ければ掃除

→ 大学受験は団体戦を生徒に教え込むために、クラスをチームに分けてチーム対抗で小テストの点数を競わせせるクラスがあります。そして、小テストのチームの平均点がクラスの中で一番悪いチームに掃除をさせるのです。当然のことなのですが、成績のいい生徒の多いチームは小テストの平均点が高得点になりますし、成績の悪い生徒の多いチームは小テストの点数が低くなるのです。ただ、チームで小テストを競わせ負ければ掃除は学習効果がないですし、私個人的には精神的な体罰のような気がするのです。

先生からの熱い言葉がある

→これだけだと鞭ばっかりになってしまうので、飴も必要です。そうじゃないと、勉強に対して意欲をなくしてしまう生徒がいるからです。そんな時には先生から熱い言葉「まだ受験まで日はある、君たちなら絶対にできる」という精神論的な内容をHRまたは学年集会などを使って言われたりすることもあります。ただ、具体的にどうやるのかについては述べられることはありません。

テスト1週間前の8、9時間目強制授業

→ 高校生3年生0学期という時期は受験勉強のスタートになるという自称進学校の認識の基、定期テスト1週間前に8,9時間目と言って強制的に授業をする学校があります。任意の補習で8,9時間目をするのは先生と受講生との合意の下で誰も強制していないことになりますが、高校生3年生0学期で受験勉強の時期だからといって生徒を強制的に残すのは意味がありません。はっきり言いますが、定期テスト1週間前に8,9時間目に授業をしなくても定期テストを勉強する人はしっかりと勉強しない人は勉強しません。なので、定期テスト1週間前に8,9時間目の強制授業はなんの意味もありません。あと、テスト1週間前の8、9時間目強制授業はだいたい午後6時とか6時半になるので、日没が来てからの終礼になります。

高校3年0学期と大学受験は団体戦の精神の問題点とは?

→ 高校2年生は勉強や生活において中だるみしやすい時期なので、先生たちが勉強させたい気持ちや生活を改めてほしいという意味で高校3年0学期と使いたいのは分からなくもないです。ただ、高校3年0学期だからといって名前や出席番号入りの成績の貼り出しは成績の悪い人のモチベーションを下げることになり、下手をすれば周りにも迷惑をかける生徒になるリスクがあります。なので、学習効果がないという問題が生じます。
大学受験は団体戦は同じ志望校でもそもそも受験方法が違っていればの仲間と情報をそもそも交換するなんてできないです。大学受験は個人が必死になってしまうので協力し合う余裕もなければ、協力しあっても大学受験には不合格になる人はいます。現代には指定校推薦入試という制度がある以上、指定校推薦入試の生徒から順番にダレてしまい、クラス全体の勉強する雰囲気がなくなっていきます。なので、令和の時代に大学受験は団体戦は効果がないという問題があります。

まとめ

→ 高校3年0学期と大学受験は団体戦の精神を言っている人(先生も含め)は生徒たちに悪気があって言っているわけではなく、大学受験勉強に対するモチベーションを高めるために言っていることが多いです。ただ、高校3年0学期と大学受験は団体戦の精神の基、自称進学校で行われている行事が生徒に対して強制的だったり、モチベーションを落とす行為になってしまい逆効果になってしまい、コスパやタイパが最悪の状態になっているのです。

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