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高校で落ちこぼれて不登校になり中退した人のその後とは?

みなさん こんにちは
最近、とある不登校の生徒とお話をすることがあるのですが、高校で落ちこぼれた人はその後の人生で実際にどうなっているかが知りたいという質問が来たのです。私は前任校も含め何人もの不登校の生徒をみてきたのですが、高校で落ちこぼれて退学した人の進路は多種多様なのが正直なところです。なので、今回は高校で落ちこぼれるとは何なのかと高校を中退した人が何をしているのかについて過去の生徒を基に書いてみます。

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そもそも、高校で落ちこぼれるとは何か?

→生徒によって様々なのですが、様々な理由で欠席回数が学校の規定回数をオーバーしたり、テストの点数や実技能力がどの教科も著しく悪く進級がどうしようもなくなってしまい、高校を続けることが困難で転学、退学をしないといけない状態をこの記事では指しています。様々な理由として多いのは、勉強についていけない、両親の離婚、家庭環境の悪化、自分がヤングケアラーになってしまい、家事、バイト、学校の勉強を両立させようとした結果、失敗した。

高校を中退した人はその後どうなっているのか?

→ 高校を中退してもうまくいかないケースもあるのですが、うまくいっているケースもあります。ただ、うまくいっているかいっていないかって自分で決めるようなものではないので、自分がよかったらうまくいっているのではないのかなと思います。ただ、高校を中退した人はその後どうなっているかについてこれまで私がみてきた生徒を基に書いてみます。

高卒認定で高校を退学し、難関大学に大学受験で合格

→ 単位数が多くて、もう少しのところで単位が足らなくて高校を退学せざるをえないだったり、学力はあるが学校に来れていない場合には高校を途中で中退することがあります。このようなタイプの生徒は必至で勉強を1日何時間もして高卒認定で大学受験資格を得て、大学受験をします。しかも、こういった生徒は粘り強さがあるので、意外にも難関私立大学(同志社大学、関西学院大学)に大学受験で合格しますし、生徒によっては国立大学・公立大学(神戸大学、大阪教育大学)にも合格しています。

通信制高校や定時制高校に編入

→ 単位数が少ない場合や高校を卒業したい場合や高校を中退して高卒認定をとるリスクがとれない生徒は通信制高校や定時制高校に編入することが多いです。他の記事でも書いたのですが、通信制高校や定時制高校は実は3年で卒業できる可能性が50%くらいみたいなので、通信制高校や定時制高校に編入したが、上手くいかずに退学してしまうことも残念ながらあります。

働いている

→ 高校で落ちこぼれて高校を退学した後に働くというケースもあります。よくあるパターンは縁故か保護者の会社または保護者の友達の会社にアルバイトとして働くことが多いです。それと、給料がいいということでホストやキャバクラで働くことを選ぶ人もいます。その後に転職して正社員になるパターンや、何年か働いたあとに勉強する意味に目覚め高校に学び直しに行き高卒資格をとったりします。

専門学校に行く

→ あまり知られていないのですが、専門学校によっては中学卒業で入試を受験することができます。意外にも専門学校に中卒で行くことができるんです。それと、高卒認定試験を受験して専門学校に行くという方法もあったりします。なので、専門学校を受ける人は入学条件を確認することを強くお勧めします。

ニートになっている

→ 高校で落ちこぼれた後に残念ながら何もする気が起きずに、ニートになってしまうこともあります。家庭が貧しくて、本人がニートを長くし続けるとニートにいてしまうことがあり、生活保護をもらうパターンもあります。ただ、ニートから脱出して働く人もいますので、その人次第というのが強いのかなと思います。

海外留学している

→ これも高校で落ちこぼれて退学した人に意外に多かったのですが、海外留学です。具体的に言うと、語学学校に2~3か月程度通って語学を学んでくるパターンです。落ちこぼれて退学した人は意外にも行動力があるので他の日本人と距離をながら語学や現地の知識を吸収してきます。帰国後も不登校から脱却して高校にきちんと通うことができます。

まとめ

→高校で落ちこぼれた人はその後の人生で様々な道を実際のところは歩んでいます。上手くいっている場合もあれば上手くいっていない場合もありますが、高校で落ちこぼれた人は意外にも生きる力がありどの道でも楽しくやっている人が多い印象にあります。学校にもよりますが、世の中を見渡せば高校で落ちこぼれている人って意外にも多いのですし、私も高校で落ちこぼれている生徒を指導しておきました。

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