現役生大学入試高校大学

友達が好きだから友達と同じ大学の学部に行くのはあり?

みなさん こんにちは
以前にとある生徒が私は文系で社会は世界史を履修するねんと私に言ってきました。
私も気になったので、何で文系で社会は世界史を履修することに決めたんと聞くと、私の友達が文系で社会は世界史を履修することを決めたから一緒の選択にするねんと言い始めたのです。私は今の生徒やったら全然あり得るなと思っていたので、この質問を聞いてみると「ところで、高校卒業後に何をするん」と聞くと、友人と同じ国際学部にするねんと言うのです。こういう友達に合わせるタイプの生徒は友達に進路を合わせることで一体大学受験や大学入学後にどうなるのかについて過去の生徒の経験を基に説明してみます。

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途中で友人に合わせるのが限界だと感じる

→ まあ、当然といえば当然なのですが、自分が何が得意でどんな分野が好きなのかは友人と違います。なので、友人に合わせるとだんだん自分がしんどくなります。そして、友達と自分が進む進路は違うなと気づいて、自分の進路を変更してその道に進むことができればいいのですが、友人も自分も文系にいるが、実は自分は理系の方が得意だったので、本来は理系に進むべきだったということがあります。このケースは最近、私の勤めている学校でも見てきました。文理分けの前だったら文系から理系に乗り換えることができますが、文理分けの後だと手遅れになることが多いのです。というのは、文理分けのあとに文系、理系を変更できない高校が世の中にはあったりするからです。

大学入試に合格はしたが、入学後に実は自分に合ってなかった

→ これは更に最悪で、友達と同じ大学の学部に行ったが大学受験後に自分にはこの学部の勉強は合っていなかったというパターンです。私も1度だけこのような生徒を見たことがあります。というのは、大学にもよるのですが学部によっては1年生から専門科目が始まり、2年生、3年生になるにつれて専門科目の数が増え、内容の深さが深まっていきます。そんな時に、自分の学部の勉強が嫌いだとしんどくなってしまいます。幸い、この生徒の場合は友達と同じ学部に入学してしまいましたが、大学1回生で気づくことができたので、他学部に編入試験を利用して2年次編入試験を使って他大学に編入しました。なので、編入試験を使うと4年間で卒業はできますが、必ずしも大学って編入試験があるわけではないので、注意が必要です。

大学入学後に友人関係がこじれてしまった

→高校生とは違い大学生は自由がたくさんありますし、サークル、部活、アルバイトなどで交友関係を広げることができます。恋人も作りやすい環境下だったりもします。ただ、大学入学後にサークル、部活、アルバイト、恋愛関係で友人関係がこじれてしまうことがあり、結果的に互いに気まずい雰囲気になることがあるのです。その結果、友人であるがゆえに、お互いに学校に行くのがきまずいなんてこともあります。

まとめ

→ 友達が好きだから友達と同じ大学の学部に行くのはおススメできません。というのは、友達と言えども、育ってきた家庭や環境的な背景も違いますし、好きな事や嫌いな事は友人と違うのです。更に、SNSの普及にも伴って友人関係って薄くなってきていますし、高校は高校の友達、大学は大学の友達でその時その時になってきています。なので、その時の感情や進路を考えるのがめんどくさい、分からないという理由は分からなくもないですが、必ず自分の進路は自分で最終的には考えて行動しましょう。

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