最近、看護系の学校について説明をしたのですが、今回は医療技術系の専門学校について簡潔に説明します。
医療技術系
医療技術系の職種としては理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士などがあります。入試方式も多様で数Ⅰ・Aに面接という学校が多く、中には小論文が入試科目に入っている学校もあります。これらの仕事って簡単に言うとどんな感じと聞かれることもあるのですが、正直に言うと安定していて、給料はかなりもらえることもあります。個人的には結構おすすめです。
理学療法士
患者の立場に立って、基本的動作の機能回復練習を指導します。運動療法（機能訓練）や他の集団を通じて、患者の失われた機能を回復させ、支障なく社会復帰や日常生活が過ごせるよう側面から支援します。
作業療法士
運動機能や精神機能の回復を図るために、編み物・手芸・園芸・ゲームなどの種種の作業種目を治療する手段として利用し、患者に適した作業活動をアドバイスします。
診察放射線技師
X線撮影のほかに、CT(コンピュータ断層撮影）、コバルト照射によるがん治療やラジオアイソトープによる内臓検査というような業務もあります。技術、知識ともに人間的に高いレベルの人材が求められる傾向にあります。
臨床検査技師
脳波や心電図、超音波をとって身体の状態を検査したり、血液、尿、便など、患者から得られた検体を検査します。その検査データをみて、医師は病気を診断したり、治療経過を判断したりします。
臨床工学士
医師、看護師と医療チームを構成し、生命維持装置（血液透析装置、人工呼吸器、心臓ペースメーカー）を患者の身体に取り付け、安全に操作するのが主な業務です。人の命にかかわるので細心の注意が必要です。
介護福祉士とは
寝たきりの人をはじめとして、日常生活で解除が必要な人を対象として衣服の着脱、食事、入浴、排せつの介助やその指導を仕事としています。
その他の医療系の専門学校
- 歯科衛生士
- 歯科技工士
- あん摩マッサージ指圧師
- はり師。きゅう師
- 柔道整復士
- 義股装具士
- 言語療法士
- 救急救命士
まとめ
世の中には医療系のお仕事は実に様々あります。専門学校の資料を取り寄せるだけでなく、面倒も知れませんが必ず複数校の説明会に参加することが大切です。その際に、自分にはできるのかのレベルまで確認をしておきましょう。また、専門学校の学費はかなり高額になりますが、所定の単位を修得することで、国家試験の受験資格も得られたりします。なので、検討する価値は十分にあると思います。分からなければ、担任の先生や進路の先生に確認するのもありです。
コメント