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看護系専門学校と大学について分かりやすく説明した

最近、専門学校についての記事を書いたのですが、高校生は看護系専門学校を目指すということも増えてきています。今回は看護系を持っている大学と比較をしながら、看護系専門学校について書いてみようと思います。但し、ここに書いている内容は大学によって違うところもありますので、志望している学校のホームページやオープンキャンパスなどで確認はしておきましょう。

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看護師には2種類ある?

看護師

看護師は国家試験です。仕事の内容としては傷病者や妊産婦の療養上の世話をしたり、診療の補助を行うこと。“人を看る”という看護師独自の視点で、対象となる人を身体や精神、社会、文化などさまざまな側面から捉え、情報を総合的にアセスメントし、必要な看護を的確に判断します。病院や診療所などの医療機関のほかに、訪問看護や福祉関連施設など、人々の生命と生活を支える専門職として、看護師が活躍する場はどんどん広がっています。

准看護師

准看護師は都道府県知事が発行を行うもので、国家試験ではありません。准看護師の業務内容としては、看護師と同じように患者さんのケアを行います。しかし、看護師とは違い准看護師は「医師・歯科医師又は看護師の指示を受けて」業務を行います。https://www.junkankyo.com/nurse.php

看護系の学校について

大学の看護学部

これはイメージがつきやすいと思うのですが、大学入試に合格して、4年間大学で看護だけでなく教養について深く学びます。看護の分野で病院で出世を目指しているなら、大学の看護学部がいいらしいです。それと、大学にもよるのですが、大学の看護学部は10年前よりも入学試験のレベルは多少上がっていますが、医学部、歯学部、薬学部よりは入学しやすいです。あと、もし、自分が看護師に向いていない時に進路の変更や転部ができたりします。

短期大学の看護学科

4年生の大学の看護学部よりも短い期間の3年で卒業することができます。但し、短期大学の看護学科は4年を3年に圧縮している場合もあるみたいで、授業が過密でかなり忙しくなることもあります。それと、入学金や年間授業料が大学よりも値段が高いことがあります。
あと、最近2年の短期大学の看護学科があるらしいのですが、こちらは准看護師になります。

専修学校・各種学校

これも大学の看護学部よりも短い期間の3年で卒業することができます。但し、学費が高くなり、授業も過密になることもあります。専修学校・各種学校の看護学部は看護に特化するので、実習や実地経験が豊富にできたりします。気を付けないといけないのは、自分が看護に合わなかったときに進路の変更や転部が難しいです。

准看護師学校

2年間学ぶのですが、気を付けないといけないのは准看護師学校でとれる資格は准看護師なのです。じゃあ、看護師になるためにはどうすればいいのかというと短期大学にプラス2年間通うか、専修学校・各種学校にあと2年間通うかが主なルートになっています。

追加事項

定時制の場合はプラス1年学校に通う必要があります。

看護系の専門学校の入試について(大学や短期大学も似ていますのでご参考に)

形式は推薦入試、指定校推薦、公募制推薦入試、一般入試で他の学部と変わらない。

学科試験

  • 国語・数学(数1・Aが多い)・英語の3教科またはプラス生物が一般的。
  • 専門学校だと数学の試験がないこともある。
  • 理科は入学後にいるが、国語や英語も重視されている

作文・小論文試験

  • 半数以上の学校で作文・小論文試験があります(大体は、会場で書きます)
  • 文字、文章から受験者の人柄や教養、表現力などが判別される
  • 制限時間30~60分で400字から800字程度です。
  • 課題を与えられるタイプが多い(専修学校では特に多い)

なので、将来のメディカルスタッフになることを自覚し、看護・医療に関する知識を深める必要がある。

面接試験

  • ほぼすべての学校で面接試験がある。
  • 看護師としてふさわしいかを判断される
  • 試験の形式は個人面接が圧倒的に多いのだが、受験生が多い学校や競争率の激しい学校だと集団面接をすることもある。
  • 面接の評価項目は礼儀、言葉遣い、身だしなみ、積極性、理解力、協調性、明朗性といった項目を評価される
  • 質問の中で看護・医療問題に関するテーマが多い
  • 高校3年間の欠席回数が10日以下が望ましい。それ以上だと面接で突っ込まれることがあるので、返しの答えを事前に用意しておくことをおすすめする。
  • 評定平均値が3.0以下だと面接で突っ込まれることもあるので、返しの答えを事前に用意しておくことをおすすめする。

なので、めんどくさがらず小論文と同様に将来のメディカルスタッフになることを自覚し、看護・医療に関する知識を深める必要がある。

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