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[高校2年生対象]英語の成績がよくなければまずは冬休みにはここをチェック(文系編)

みなさん こんにちは
いよいよ、終業式が終わり多くの学校では冬休みに入っていると思います。
そんな中、英語に関して冬休みに何をしたらいいのか分からないという高校生らしい悩みの質問が私に来ます。
なので、これまで様々な生徒をみてきた私がどのように冬休みに何をすればいいのかについて今回は偏差値が40~55レベルで簡単に本音で説明します。もちろん、お子様によってするべきことは違いますので、もし必要な人はカウンセリングを受けていただければと思います。あと、偏差値40以下を切るとすることがお子様によって違いますので、もし必要な人はカウンセリングを受けることをおすすめします。

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高校2年生でB社の模擬試験の偏差値が40~55レベル

偏差値の範囲が広すぎるやろと思う人が多いと思うのですが、実は偏差値が40~55レベルだとそんなにやるべきことが変わらなかったりします。なので、参考になるところは参考にしてください。高校3年生になると社会という科目が本格的になっていきます。一方で、学校にもよりますが英語は高校2年生で終わるところが多いので、実は英語がきちんとできていれば私立大学だと国語と社会に専念できますし、国立・公立大学だと国語、数学、社会、理科などに専念することができます。

単語帳を1冊1周はざっと終わらせる

→意外にもできていない生徒が多いのですが、まずは単語帳を1冊終わらせることが非常に大切です。その時に、単語帳は英語をみてすぐに日本語が出てこればOKです。もし、分からない単語があればその単語の部分にチェックマークをいれておくのです。とにかく、単語帳はスピードが大切です。それと、完璧にそのページの単語を覚えないと次のページにいかないと決めている生徒がいますが、それだと時間がかかってしまい受験に間に合わないということもあります。なので、ポイントは大雑把に単語に目を通す。

文法の本を1冊しておく

→ 学校の英語表現1,2や文法のテキストの問題が解ければ関関同立やGMARCHレベルの大学受験は英語に関しては十分対応できます。私の勤務している学校で使っているDual Scopeの教科書だと普通に同志社大学や青山大学レベルの日本語から和文英訳の英作文に対応しています。文法の内容が分からないことがありますがそういう時にはフォレスト、デュアルスコープ、インスパイアなどの文法書で調べることが非常に大切です。学校によってはこういった文法書を買わせていることもあるので、そういった文法書で十分です。ちなみに、たくさんの文法書に手を出すのはこの段階では非常に危険なのは大変です。

文法・語法のテキストを1冊しておくこと。

→ 文法・語法のテキストもこの時期から高校3年生の春休みまでには1冊を1周してほしいです。具体的なタイトルで言うと、Scramble、Next Stage、Vintageといった文法語法の本です。というのは、関関同立や産近甲龍ではこういった文法や語法の問題がたくさん出てきますし、長文と違って知っていれば解くことができ得点源になる部分になります。また、国立大学や公立大学では文法と語法を前提にした英文和訳や本文の要約が大学によっては入試に出てきたりします。なので、早い段階からしておくと高校3年生になった時に勉強の負担が減り、他の教科に時間を回すことができます。あと、文法・語法のテキストを何冊もしようとする人もいますが、1冊を覚えるほどやった方が効率がいいので1冊に絞ってすることをお勧めします。

コミュニケーション英語の教科書をもう一度英文だけ読んでどんな意味かをパラグラフごとに理解していく

→ よく新しい英文が欲しいという生徒が高校2年生にいますが、実は高校2年生の段階では新しい英文を読む前に大切なのは高校1年生と2年生の教科書の内容理解なのです。どうやってするのかと言えば、コミュニケーション英語の教科書の英文だけをみてどんなことが書かれているかをパラグラフごとに理解することが大切なのです。パラグラフで理解するときには、必ず裏紙でもいいのでパラグラフごとに要約していくことが非常に大切です。ちなみに、これを高校2年生でしていた生徒は同志社大学の一般入試で合格していました。

高校2年生冬休みの英語学習の心構え

→心構えとしては来年のこの時期には受験だという覚悟を持ちましょう。そして、間違えた問題に関しては、答えを確認するだけにとどまらず、この問題をどのように間違えたのか、正解はどれでどのような根拠で選ぶのかということが説明できるレベルにすることを目標にしてほしいです。また、部活もスポーツ推薦入試で大学を受験する生徒を除いて高校3年生になると受験勉強が忙しくなり両立が難しくなっていきます。なので、高校2年生の冬休みには存分に部活もしてもらえればいいなと思っています。

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