学校の先生大学入試生徒高校大学専門学校短大

奨学金について分かりやすく詳しく説明してみた

最近、進学にかかる費用を正直に説明したのですが、金額が意外にも高いなと思った人は多いのではないでしょうか。
今回は、金額が高いなと感じた人向けにいくつかの奨学金を分かりやすく説明してみたいと思います。基本的には浪人生の場合も現役生の場合も奨学金について分からない場合は高校に相談してみましょう。

資料請求はこちら
進路の悩み、勉強の悩みはみんなの副担任!

奨学金には大きく分けると2種類?

大学や短大、専門学校などへ進学するための奨学金は大きく分けて2種類あります。それは返済の不要な給付型奨学金と卒業後に返済が必要な貸与型奨学金である。更に、貸与型の奨学金には無利子の第一種奨学金と有利子の第二種奨学金がある。

高等教育無償化制度 給付型奨学金(返済不要)と学費減免制度

2020年ごろから給付型奨学金の対象が広がり、大学などの授業料・入学金の減免の新しい制度が始まり、世帯収入の要件を満たしていることが条件となるが住民税非課税世帯及びおsれに準ずる世帯では大学等の授業料、入学金が大きく減免され、学ぶ意欲があれば給付型奨学金を受けることができる可能性が広がってきています。これからもこの制度は変化していくと考えられるので、今後もチェックが必要です。
大学無償化制度に関して学費(入学金+授業料)の減免認定校が公表されている。この制度は国の奨学金と学費の減免はセットになっている。たとえ給付型奨学金に採用されていても進学先が減免認定校でなければ両方の支援制度が受けれないので注意が必要です。

高等教育無償化制度 給付型奨学金(返済不要)と学費減免制度のスケジュールについて

学費の減免認定校であっても肝心な給付型奨学金の採用結果は12月中旬の通知となっていることが例年多い。そのため、総合型選抜や学校推薦型選抜など12月よりも前に合格発表が出る場合は、入学金などの入学手続き費用を用意しなければならないケースが多く発生する可能性が高い。そのため、給付型奨学金に申請していても国や民間の教育ローンも準備しておくことが大切である。

日本学生支援機構の「貸与奨学金」

日本の大学生の2.7人に一人が利用している国の奨学金制度です。但し、貸与型の奨学金には返済する際に無利子の第一種奨学金と返済する際に有利子の第二種奨学金がある。

日本学生支援機構の「貸与奨学金」で知っておいたほうがいいこと

予約採用を利用しよう。日本学生支援機構では、高校三年生の時点で進学後の奨学金を予約する「予約採用」と、大学や専門学校への進学後に申請する「在学採用」の二種類の方法があります。「予約採用」は具体的に志望校が決まっていなくても申請できる。受付時期は春と秋の年二回だが、年度によって異なることもあるので学校の先生に確認しておきましょう。
書類作成に時間がかかるので、早めに担任の先生に連絡をしましょう。気をつけたほうがいいのは、学力と家計の基準を満たしていたとしても、その年度の予算の範囲内で行うため、採用されないこともあります。例年、冬頃に採用か不採用の通知が来ます。また、高校卒業後の進学先でも大学の学生課などから申し込むこともできるが、数か月遅くなります。

入学時特別増額貸与奨学金

入学初年度は入学金や生活の準備費用などが必要なため、二年次以降よりもお金がかかる。そこで、入学初年度のみ50万円(2020年度実績)を上限に一時金を貸し付ける制度がある。入学時特別増額貸与奨学金も進学後の支給となっているが、この奨学金と連動して労働金庫の「入学時必要資金融資」という特殊な前借り制度を利用して前もってお金を借りれることがある。詳細は年度で変わったりするので、必ず高校の奨学金ご担当の先生に確認してください。

学校独自の奨学金・特待生制度

大学での奨学金制度は高校での制度と似ている。日本学生支援機構や会社・民間団体の奨学金制度がある。また、学校独自の奨学金制度を設けているところもある。成績の上位者には特待生として授業料の減額や免除制度をとっているところもある。受験の際には募集要項でチェックしてみましょう。

教育ローン

合格が決定すると、すぐに入学手続きをしなければ、合格は無効になります。教育ローンは合格証明書があれば入学手続き時にまとまったお金が借りられます。その他の金融機関でも学資保険やローンが用意されている。申し込みが早期に終了するものも多いので早めに準備をしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました