みなさん こんにちは
かずきです。
学校は社会から閉ざされている空間ではあるのですが、最近、SNSでは誰もが書き込めたり、写真を投稿したりすることができ、みんなが主役になる時代が来つつあります。そんな中、高校の口コミのサイトが世の中にはあるのですが、実際に高校選びの時に役に立つのかどうかが気になると思うのです。今回は学校の先生側の立場から高校の口コミが本当なのかどうかについてみなさんが知りたい部分についてまとめました。
高校の口コミって?
→高校の口コミって学校のHPを見ても分からない部分ではありますし、なかなかオープンスクールに行ってもなかなか分からなかったりします。近所に自分の気になっている高校に行っているお子様がいれば聞くことができるかもしれないです。加えて、教員の世界が流動的であるのでインターネットでみても誰が転勤したとか退職したとかなかなか実態が分からなかったりするのです。
高校の口コミってどんな人が書いているの
→学校によって全然違うので一概に言えず、独断と偏見が混じっているので閲覧には注意して欲しいのですが、私の経験上高校の口コミを書いているのは主に2つの層があると思っています。高校の口コミって子どもだけかなと思っている人も多いかもしれませんが意外に保護者が書いている場合もあります。
学校に嫌な感情を持っている人
→学校に嫌な感情を持っている人は残念ながら一定数います。色々と人によって違うのですが、ネガティブなことを書く原因って学校の対応が放置も含めよくなかったり、友人関係の悪化、先生との不仲だったりします。最近だと校則が厳しすぎると学校に嫌な感情を持ってしまう場合もあります。どちらかといえば、自分のことにはなるのですが、成績が伸びなかったり伸び悩みが原因(ただ、必ずしも自己責任ではなく学校のカリキュラムに問題がある場合もあるので一概には言えない)で学校に嫌な感情を持っている場合もあります。
学校に貢献したい人
→逆に、学校に貢献したい人は少ないですがいます。こういう人の場合は学校の先生に丁寧に接してもらった、志望校に合格した、
高校別の口コミの主な特徴
→口コミって高校によって内容は違います。色々な学校の口コミを見ていると主に2つのパターンの高校に分けれそうなので今回は2つのパターンを紹介します。高校別の口コミで先生たちの評価についてはどこの学校も同じだったりします。
偏差値高め
→偏差値の高い学校になると学校の勉強や進学、部活と勉強の両立などについて書かれます。あとは授業内容や先生の授業の上手さについてや人間性についても書かれていることが多いです。進学重視がメインになってくるので進路については大学進学になっていますし、難関私立大学や難関国公立大学に書かれていることが多かったりします。
偏差値低め
→学校生活の様子、部活、友人関係などの生活面に主だった内容がどちらかと言えば多かったりします。勉強のことについては学校の中でのことが多い傾向になります。進路についても進学も大学・短大、専門学校だったり、就職のことが多かったりします。校則や制服についても書かれていることもあります。
高校の口コミの書かれているパターンについて
→高校の口コミに関しては学校によって全然違います。学校によっても全然違うので一概には言えないのですが高校の口コミの書かれているパターンがいくつかあったので今回は書いてみようと思います。
高評価ばかり
→評価の高い評価ばかりの学校ってやはり評価が高いのは確かですし偏差値の高く、進学実績もよく、校風が自由な学校に多い傾向にあります。ただ、評価の高い学校とは言えども人によって合う、合わないが必ず出てきますので必ず中身までしっかりとチェックしましょう。
低評価ばかり
→低評価が多いのはやはり理由があります。校則が厳しい、朝が早い、小テストの点数が悪いと残される、成績を公開する(これはダメになっているのに)、制服がいいわけではない、先生たちが理不尽、進路状況が悪いとかの内容はどこの学校でも低評価になる傾向にあります。
高評価から低評価が増える
→学校の管理職は公立で2~5年、私学だと10年だったり20年とか、一族経営だと更に長くなります。どんな学校でもいつかは管理職が変わりますし学校の方針が変わることがあります。その時に、方針が生徒とずれていたり社会とずれてしまうと高評価の学校でも低評価が増えてしまうことがあります。高評価から低評価が増えている際には必ず学校の事情に詳しい人や実際に通っている人にお話を聞くのがおすすめだったりします。あとは、私学の場合だと財務状況が悪くなったり、建物を新しく作りまくると高評価から低評価になることがあります。
低評価から高評価が増える
→管理職の先生が変わってカリスマ的な人が学校に入ると2年程度で学校がいい方向に変わっていくことがあります。その時に気をつけないといけないのは周りの先生たちの様子をオープンスクールで確認しておくことをおススメします。というのは、カリスマな管理職の先生が1人だとその先生が転勤や退職だと一気に組織が変わってしまう危険性があります。あとはカリスマな管理職の先生が何年目かを確認しておくことをおススメします。というのは、2年目、3年目、5年目の節でカリスマな管理職の先生は転勤することが意外にもあるからです。
まとめ
→学校が社会に開かれていない場所と言うこともあり高校の口コミサイトって高校選びの時に意外にも役には立ちます。高評価には高評価の理由がありますし、低評価には低評価の理由もあります。高評価にしろ低評価にしろ全員にあてはまるわけではないので一概には言うことができまん。各自でしっかりと口コミを見ることを強くお勧めします。気を付けないといけないのは高評価から低評価が増えているのは学校で何らかの変化だったり時代の変化に対応できていない可能性があるので注意が必要です。あとは、カリスマ的な管理職の先生はいるときはいいのですがいなくなるとあっという間に変わることもあるので注意は必要です。口コミも大事ですがそれよりも実際にオープンキャンパスに行くのも大切だったりします。
コメント