みなさんこんにちは
最近、高校で教えていて、理系でついていけなく挫折している生徒を見る機会が増えました。理系は文系よりも理解しておくべきことが多く、普段からの努力の積み重ねが大切だったりもします。数学3はしんどい生徒も多く(実は、先生たちもしんどかったりします)、挫折したりすることも多いんです。今回は高校の理系で授業についていけなくなったらどうすればいいかについて高校2年生向けに書いてみます。
まずはどこでついていけなくなったかを探る
→ これって意外と大切で、理系でどこでついていけなくなったかが分かれば、そこの部分を先生や友達、親、塾で質問をすることで、苦手部分が克服することができたりもします。ところが、分からないところが多すぎたり、どこが分からないのかすら分からない状態になると、苦手部分の克服だけではなくなり根本的な部分になるので注意が必要です。高校生って時間が永遠にあればいいのですが、3年間という短い期間なのでなかなか難しい部分があります。
本当に授業についていけなくなり、手のつけどころがなければこれだ!
→世の中って順調ならいいのですが、本当にダメすぎて手の打ちようがなくなることが残念ながらあります。理系の場合もしかりです。今回は理系で本当に授業についていけなくなった時にどうすべきかについて説明しました。
文系にかわる
→学校にもよるのですが、文系に変わるのはありだと思います。文系は暗記がメインになるので理系から文系に変わることで分からない地獄から脱出できる可能性があります。あと、文系に行ってから気づく生徒もいるのですが、文系の数学って基本的に数学3を選ばないですし、理系の数学よりも深い部分まですることが少ないんです。なので、理系から文系に移って、数学が文系の生徒よりもできるということが起こりえますし、案外数学ができることに気づいたりもします。大学入試は社会ではなく数学で行く選択肢ができたりします。実際に、私の卒業生にも理系から文系に移り、社会で受ける代わりに数学で大学受験をした生徒もいます。
理系の要素が少なくて自分が納得できそうな進路を選ぶ
→これは好みがあるので何とも言えませんが、理系の中でもガッツリ数学を使うよという学部もあれば、数学はあまり使わないけど生物は使うよっていう学部もあります。また、看護系や検査系の学部は数学3が不要だったりすることが多いので、数学が苦手だったらそちらの方向に行くのもありなのかもしれません。ただ、自分の進路が決まっていればその方向に進むことをお勧めします。その際に、気を付けておいた方がいいのはこの進路を実現するために苦手を克服しなければならないが、高校生の間に苦手が克服できるかを考えておくことをおすすめします。
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