最近、学校の授業と入試に格差があるのが原因なのか、学校が信用できないのか塾に行く生徒が私の勤務校では増えています。
こういった、「塾や予備校にいく生徒は先生からどう思われるのか?」についてどの先生もあまり生徒の前では感情を表しません。しかし、職員室ではそういった感情を表現する先生もいらっしゃいます。これが案外面白かったので今回書いてみようと思います。
なんで塾に行くねん!私の授業最高やで!
このタイプは学校の先生の4割(私の調査)くらいいます。この方々は自分の授業が上手いと冗談抜きで思っていますので、塾に行く生徒を目の敵にしてきます。そして、ひどい場合になると塾に行っている生徒にわざと難しい問題を出して、「塾に行っても無駄やろ」みたいな嫌味を言って、マウントをとってきます。
あと、このタイプの先生は塾に行っている生徒で定期テストで悪い点をとると嫌味なことを言ってきます。なので、みなさんはこのタイプの先生には自分が塾に行っていることをとりあえず言ってはいけません。ちなみに、私はこのタイプの先生が職員室で「ある生徒が塾に行っている、俺の授業なんやと思ってんねん。塾なんか行っても学力上がらんし金の無駄やねん。あと、こいつの成績下げといてな」とかを他の先生(結構、同感している人多かった)に言いふらしているのを何百回も見てきてウンザリしています。
塾に行きたい人はどうぞ!
本来はこうであってほしいと思うのです。このタイプは学校の先生の3割(私の調査)くらいいます。塾に行きたければどうぞというタイプです。このタイプの先生は難しい入試問題を解くには学校の勉強だけでは難しいということも知っています。生徒が塾に行っても、成績が何らかの形で上がれば、イイと思っています。生徒の進路をサポートしてくれ、生徒を第一に考えてくれます。このタイプの先生は他の先生がいないところだと、塾の宿題を持って行っても、その先生が分かる範囲で教えてくれますので、メチャいい先生です。ただ、他の先生から嫌われていることが多いです。
もそも生徒に興味がないのでどうでもいい!
→ このタイプは学校の先生の3割(私の調査)くらいいます。教師はマイホームパパ・ママの方が多いので生徒に興味がありません。興味があるのは自分のこどもだけですし、学校にはお給料とボーナスをもらいに来ます。
まとめ
塾に行く生徒って学校の先生はいろんな意見があるということを知ってもらえればいいなと思います。本来は、塾と学校は共存しなければならないのに、一部の学校の先生が一方的に塾を敵対視しているのは不思議やなと思っています(その逆もあるけど)。
ちなみに、学校の先生のこどもはどうしているの?
残念な現実なのかもしれませんが、学校の先生の子どもは小学生の頃(遅くても中学生の頃)から塾に行かせている場合が多いです。公立の現実を知っている先生たちは自分の子どもを中学校、高校も私立の特進コースに入れていることも多々あります。なぜなら、学校の授業と勉強だけで難関大学の問題を解き合格することは困難ですから。
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