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[暴露]自称進学校にありがちな学校の教科書が異常に難しく学校の授業で落ちこぼれる理由と大学受験への対応方法

みなさん、こんにちは
この時期になると、次年度教科書や副教材をどのようにするのかという検討時期になります。私も高校に勤務していて気づいたのですが、自称進学校の教科書って生徒のレベルからするとかけ離れたレベルにあったりします。ただ、学校ではそのような現実的なことを先生が言うと他の先生下手をすれば管理職の先生に怒られるなんてこともあります。今回は自称進学校にありがちな生徒のレベルに比べると学校の教科書が異常に難しい理由と大学受験への対応方法についてまとめてみました。

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なぜ、学校の教科書が異常に難しいのか?

→私も学校に勤務して分かったのですが、教科書って実は生徒のレベルだけでなく大人の理由(見栄)を含めた色々な理由で選ばれているのです。今回はその部分をメインにしてお伝えしてみます。。

先生の見栄

→これ、何と思った人も多いと思います。学校や地域にもよりますが、先生の他校や研究会の出張が多い学校があります。その時に、自分の学校が簡単な教科書を使っていると他の学校の先生や研究会のメンバーから高校大丈夫?みたいな疑問を(心の中で)投げかけられる可能性があるのです。あと、それなりの偏差値のある高校だとプライドというものが先生たちにはあります。なので、生徒のレベルが実際に落ちていても、プライドを守るために生徒たちがたとえ教科書が難しすぎても使い続けるのです。

兄弟に馬鹿にされないように

→簡単な教科書を使っていると兄弟・姉妹に「お兄ちゃん、お姉ちゃんの学校の教科書簡単やん」と馬鹿にされることがあるのです。実際に生徒でそのようなことを聞いたこともあります。なので、先生の見栄と似ているのですが、兄弟や姉妹に見栄をはるためにも学校は生徒たちがたとえ教科書が難しすぎても使い続けることはあります。

一部の塾(進学)の先生や友人に見栄を張るため

→学校が簡単な教科書を使っていると、塾に行った時に他の生徒たちや塾の先生がこの高校って大丈夫なのとかレベルが低いとみなされることがあります。あと、私立高校の場合は塾に営業をすることがあり、その進学塾(中学校、高校)に教科書が簡単すぎることが分かられると、その進学塾が塾生にその私立高校をすすめなくなることもあります。

私立高校だとコース間の移動が楽になるため

→学校にもよりますが、私立高校によっては生徒のレベルに応じてコースによって教科書を変えることがあります。ただ、地域にもよるのですが、最近の私立高校は予算が少ないせいか、全コース同じ教科書にしている場合があります。教科書をレベルの高い生徒に合わせることもあります。その結果、レベルの高い生徒以外にとっては教科書が難しすぎることがあるのです。一方で、教科書が同じだとコース移動(例えば、特進コースから総合コースに転コース、総合コースから特進コースに転コース)が容易になります。進度が違うデメリットもありますが、同じ教科書なので内容を事前予習することが可能です。

学校の教科書が難しすぎると実際に何が起きるのか?

→学校の教科書って筋トレでいえばダンベルに似ているところがあります。なので、教科書が難しすぎると勉強が体力的にも精神的にもしんどくなってきますし、様々な影響が出てきます。

勉強が嫌いになり学力低下を引き起こす

→教科書が難しすぎるとそもそも基礎はできているのが前提になるので、教科書に何を書いているのかが分からなく、どこから勉強すればいいのかが分からなくなります。自分で勉強することが困難になります。学校の授業中の解説も分からず、ぼっとしたり、寝たり、タブレットやスマホで授業と関係ないサイトをみるなど授業に身がはいらなくなっていきます。学校の授業がしんどく感じ始めますその結果、定期テストでも欠点をとりはじめてしまいます。最悪の場合には英語自体が嫌いになるどころか、勉強自体が嫌いになり、学力低下を引き起こします。

不登校になることもあります

→教科書が難しすぎると勉強が嫌いになり学力低下を引き起こすのは分かると思うのですが、教科書が難しいのが複数教科に及び始めるとだんだん学校に行くのがしんどくなりますし、勉強についていけずに精神的にしんどくなり無気力になる危険性もあります。但し、この場合は本人の性格や周りの勉強の出来にもよりますので一概にはいえませんが、十分に可能性としてはあります。実際にみたことがあります。あと、学校の校風で締め付ける校風(小テストや課題ができるまで帰れないとか課題が莫大な量だと)だと精神的にしんどくなる可能性は格段に上がります。

学校の教科書が異常に難しい時に大学受験にどうすればいいいのか?

→学校の教科書が異常に難しい時って実は自分一人で対処するのが困難なのでできればサポーターをつけて欲しいところですが自分でも克服する方法があるので紹介します。

まずは学校の教科書の問題を解いてみる

→まずは模試同様に現状把握が必要です。そのためにまずは教科書についている問題を解くことをお勧めします。その際にどれくらい自分が解けていて、解けていけないのかを把握する必要があるのです。もし、解けていなければ、基礎力が足りていない可能性があるので、基礎の勉強をする必要があります。

学校の先生に教科書の勉強方法をきいてみる

→教科書の勉強方法が分からない場合には学校の先生に教科書の勉強方法をきいてみると、案外、どのように勉強すればいいのかを教えてくれることがあります。但し、学校の先生が学力が高すぎて、生徒のどこが分からないのかがそもそも分からない場合もありますので注意が必要です。あと、学校の先生と生徒の人間関係のレベルにもよるので、教科書の勉強方法を聞くのは最近の高校生の性格的には難しいなんてこともあります。

塾に行って補習してもらう

→塾に行って自分の分からない部分を補習してもらうのも非常に有効です。但し、進学塾だと補習というよりも発展的なことを勉強するので目的が違います。なので、個人的には大手塾よりも手厚いサポートを受けることができる補習塾がおすすめです。

まとめ

→自称進学校にありがちな学校の教科書が異常に難しい理由には様々な理由があり、メリットも多少はありますが、見栄の部分も大きかったりします。ただ、勉強嫌い、学力低下、不登校などが引き起こす可能性もあります。しかも、学校の教科書が異常に難しいと自分で勉強していく必要が出てきますので、独学できる能力も必要になってきます。

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