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[自称進学校で後悔しないように]自称進学校の特徴とうざくて無駄なのかを日本一詳細に書いてみた!

最近、このブログで勤務校が変な名前で呼ばれているらしいので私自身はいい気持ちにはなれなかったのですが、私が転勤して現在勤めている学校は生徒や保護者から自称進学校っという気持ち悪い名前がついているらしいんです。今回は自称進学校について書いてみたいと思います。

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自称進学校とは?

→自称進学校には様々な定義ができると思うのですが、ここでの自称進学校とは長期休暇もほぼなく、学校にいる拘束時間が長く、宿題もめちゃくちゃ多く、体育も厳しく、生徒のレベルに合った教科書でもなく授業スピードもなく、進学実績は別にすごくない学校のことを指しています。簡単に言うと、コスパ(コストパフォーマンス)とタイパ(タイムパフォーマンス)の悪い高校生活を送ることになる高校のことを指しています。

自称進学校の特徴は?

→ 自称進学校には他校にはない独特の変なルールがあるので、独特なルールがお子様の学校にあれば自称進学校の可能性が高いですし、自称進学校の特徴をまとめましたので参考にしてみてください。ちなみに、私の勤務している学校は全てに当てはまります。

生徒の束縛時間が異様に長い

自称進学校と呼ばれる学校は0時間目があったりすることもあって学校にもよりますが、早いところだと朝の7時から0時間目に授業や小テストをするなんてこともします。夕方には8時間目という追加の時間があり、原則強制参加になるので、部活や趣味をしようとすると全然時間がありません。なので、太陽が昇るときに学校に来て勉強して、日が沈んでから家に帰るみたいなことも当然のように行われています。しかも、自称進学校って長く勉強すればその分勉強ができるようになるという不思議な思考回路が先生たちにはあるみたいです。

授業中の内職が禁止→バレれば、やばくなることも

→ 自称進学校ってあれもこれも様々な科目を履修させる傾向にあり、大学入試に使わない科目も履修させられます。ただ、大学入試に使わない科目の授業中に大人しく他教科の自習をしてもいいのではないのかと思う人も多いと思うんです。ただ、自称進学校ではそんな効率のいいことは許されません。なぜなら、自称進学校の先生は大学入試に使わない科目の授業中に他教科の自習をすると、授業が成立せずに学級崩壊を起こす可能性を恐れているからです。しかも、自称進学校の先生によっては授業中に他教科の自習をすると放課後に職員室に呼び出されて説教を受けたり場合によっては反省文を書かされる恐れがあります。

土曜日にもみっちり補習や授業をする(強制参加)

こういう学校は先生が生徒のことを信用できないみたいで、学校に来ないと勉強せずにスマホゲームや漫画を読んでいるという風に思っています。なので、先生は生徒を信用していません。平日だけでなく土曜日にもみっちり補習や授業をすることで、遊ぶ時間を減らして勉強させているのです。ただ、私がみてて思うのはこういった自称進学校に通うと自学自習能力が身に付きにくいような気がします。

夏休み、冬休み、春休みも大学入試のためと称して強制参加型補習をみっちりする

こういった自称進学校は夏休み、冬休み、春休みの長時間の強制補習が大好きです。もちろん、こういった補習を自称進学校の先生は生徒に押し付けてきます。なので、勉強が好きでもない生徒が嫌々勉強していることも多々あります。もちろん、嫌々で強制されている場合は頭に勉強したことが身についていないなんてことも普通にあります。

小テストがあり、点数が悪ければ強制的に課題や再テスト。

自称進学校には小テストが毎日のようにあり、一定の点数を下回るとエンドレス追試(テストで点数が取れるまで家に帰れない)が待っています。しかも、困ったことに自称進学校の先生たちは強制的に課題や再テストを生徒にすると、生徒は勝手にできるようになると思っています。私も英語を教えていますが、強制的に課題や再テストを生徒にしただけでは、残念ながら生徒は伸びません。これはトレーニングでも同じです。一番大切なのはどこをどのように間違えたのか、どのようにすれば次回は間違いが減るのかを検証する方がよっぽど大切です。ちなみに、私の場合は強制的に課題や再テストではなく、1対1のテストやり直しを行っています。あと、強制的に課題を生徒に与えると、他の時間に内職するだけなので無駄です。

塾・予備校を否定する。

これも私にとっては謎なのですが、自称進学校の先生に限って塾・予備校は正当な教え方をしていないと否定します。私にとっては学校で足らないところを生徒が塾に行ってくれたらめちゃくちゃありがたいと思っています。

評定平均がずば抜けていても実力もある生徒には指定校推薦入試を使わせない

→ 指定校推薦入試は評定平均の上位順から選ばれると考えている人も多いです。私のブログでも指定校推薦入試は基本的に評定平均の高い生徒から選ばれると書いています。ところが、自称進学校という場所では生徒の状況は2の次で、1番大事なのはいかにして大学の合格実績の人数を出すのかですし、矛盾に対して当たり前のドヤ顔できます。すなわち、評定平均がずば抜けていても実力のある生徒には指定校推薦入試を使わせないという意味不明なことが起きたりします。すなわち、一般入試や公募制推薦入試で大学に行きなさいと言う意味です。私の教えていた生徒の例だと模試の偏差値が60台で定期テストの平均点が90点台真ん中の生徒が指定校推薦入試で確実に大学を行きたいと希望していたにも関わらず、公募推薦入試や一般入試で合格できるから指定校推薦入試は厳しいですと言われ、実際に公募推薦入試や一般入試を受験して大学に行きました。自称進学校では評定平均がずば抜けていて実力があったとしても気は抜けませんし、指定校推薦入試は大学から合格をもらうまでが実は勝負なのです。

体育がやたら厳しい

自称進学校って体育が無駄に厳しいのです。それは、なぜかと言えば、自称進学校って体力があれば一般入試で大学に合格することができると考えている精神論者の先生の比率が高いからなんです。冬場になるとマラソンを体育の授業でするのですが、50分間のうち40分間走り続けないと走りきれない距離を生徒に走らせるのです。ちなみに、残りの10分は準備体操、出欠確認、コース説明です。その結果、体育のあとの授業は生徒はフラフラになってぐっすり寝ます。

服装に関しても厳しい

こういう学校はスカート丈やしっかりと制服が着こなせているかもしっかりとチェックをしてきます。

私立高校の自称進学校は進路もがっちり学校が押し付けてくる可能性あり

→私立高校の自称進学校って特進コースもしくはそれに準じるコースをはじめとしていくつかのコースを持っていることがあります。ただ、こういう自称進学私立高校って生徒たちに進路さえも押し付けてくることも平然とあるのです。例えば、特進だからといって特進の生徒全員に国公立大学しか目指せずなおかつ前中後期全て受けさせたりすることもあります。

共通テスト前に激励会が行われる

→共通テスト前に学校で激励会みたいなことが行われることがあります。内容は、「今まで君たちはこの学校で勉強をして本番に向かって頑張ってきた。だから、共通テストも絶対に合格点はとれる。頑張って来い。気合いだーーー」です。要は、合格は根性の精神でとれるみたいな考え方です。その際に、どのように共通テストまで数日を過ごすかや先輩のメッセージの書かれた冊子を配られることもあったり、最近だときっと勝つでキットカットが生徒全員に配布されることがあります。

自称進学校と進学校との違い

→自称進学校と進学校の一番の違いは生徒を信頼しているかどうかです。自称進学校は生徒を信頼していませんので、先生が長時間勉強させ大量の宿題を与え、精神的にプレッシャーを与えることで生徒は成長すると考えています(精神論)。一方、進学校は生徒に任せているところがあり、生徒が主体的に活動していくのです。なので、先生の役割も生徒が困った時に質問された時に答えるという形が多いのです。進学校の先生は自分の分野を徹底的に伸ばしていく必要があります。

自称進学校の問題点

成績の高い生徒には例外の特権を与える

成績の高い生徒に関しては0時間目や8時間目の補習がうやむやになっている(らしい)のです。担任がすることなのでその実態までは知る方法もありませんし、私がこのことを聞くと濁されます(たぶん黒です)。学校では担任の先生の指導については管理職も含めて教員誰一人として文句も言いませんし、チェック機能も基本的に働きません。成績の高い生徒は塾(自習室も含め)に行っています。
簡単に言うと、進学実績の数字さえ作れば成績が高い生徒は授業中や放課後に何をしてもいいみたいな雰囲気になっています。

進学実績がいいわけではない

これもあるあるなのですが、自称進学校って偏差値がそれなりに高いわりに、進学実績がいいわけではないのです。何が言いたいのかと言えば、自称進学校の場合同じ生徒が何校も合格しているパターンもある一方で、全く、大学入試に合格できていない生徒のパターンもあります。ただ、自称進学校の場合は大学入試で合格できていない生徒のパターンが圧倒的に多いのです。あと、指定校推薦の枠が少なかったりします。あと、進学実績に関して保護者にはもちろん教員に対しても見た目がよくなるように取り繕います。

人の話を聞かない

→これも不思議なのですが、学校の組織が閉鎖的なのが原因なのか自称進学校の学校の先生って本当に他人の話を聞かないです。なので、懇談中にこうしてほしいとかの要望を生徒や保護者が担任の先生に出しても通り一遍に学校でこうなっていますからと言ったり普通にしてきます。また、こうしてほしいとかの要望を出して、自称進学校の先生が聞いていたとしても、要望を忘れられたりすることもあります(忙しい原因もある)。

自称進学校はおすすめできるのか

→自称進学校って合う人には合うのかもしれませんが、私の経験上上位5%には向いているのかもしれません。ただ、自称進学校の場合は大多数になってしまう確率が高いのが現実ですし、最初は成績が良くても友人関係や家族関係、心理的変化で成績がよくも悪くも変わってくることもあります。それと、自称進学校はどちらかといえば学校や先生主体で授業も含め物事が進んでいきます。なので、高校生に受け身の習慣がついてしまう可能性も出てきます。

まとめ

こういった学校は高校のオープンスクールでもあたかも自分の学校が進学実績を作っているかのように言うので、高校のオープンスクールの際には注意が必要です。自称進学校の実態としては、無駄に生徒を長時間学校に拘束させてみたり、冬休み、夏休み、春休みなどの休み期間中にもほぼ強制的な補習をするが、進学実績は伸び悩んでいるのです。進学実績を稼ぐために評定平均がずば抜けていても実力のある生徒には指定校推薦入試をとらせないなんてこともあります。また、自称進学校では成績のいい生徒は何をしても大丈夫みたいな雰囲気があったりして自由だったりします。
成績が優秀な生徒にとっては自称進学校は過ごしやすいかもしれませんが、私個人的にはおススメがしにくいです。

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